キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

スポーツ!ジムニズム

相変わらず予定のない週末だったが、ギプスが取れて「車の運転」が開放されたこともあって、今日は昼からドライブ三昧。
といっても昼からなので、だいたい知った道を中心に走ることになった。


そろそろ帰路につこうかな、と思い始めたときに差しかかったのが、木津川。
せっかくなら、オフロードを楽しもう。
おもむろに河川敷に降り、ひたすら続く空き地には、デイキャンプを楽しむ方々が4グループほど。
先客に迷惑にならないよう心がけながら、ひたすらジムニーで走る。


楽しい!
広大な敷地を蛇行運転するのだが、カーブのたびに横滑りして、ハンドルが効かなくなる。
車体は絶えず上下運転し、たまに大きめの凹凸を通っては、体中が宙を浮く感覚に見舞われる。
また、砂の柔らかい箇所では車が空転するので、ギアチェンジも必要になってくる。


走っていると、こちらを笑顔で見守ってくれる人に気がつく。
最近人見知りがひどいのだが、もうテンションが高まってしまって、その人の近くに停まってこちらから話しかける。

 


まずお話したのが、ハイラックスを乗った親子連れ。
タブレットをずっと僕のほうに構えていたのだが、どうやらジムニー好きな友人とビデオ通話していて、その映像を見せていたそう。


「めっちゃ楽しそうですね!」
「乗ります?」
ジムニーを預けようとしたが、他人様の車は怖いという。
しかし乗りたいとおっしゃっていたので、助手席に座ってもらってひとっ走り。


「やっぱジムニー楽しいですね、欲しなる!」
と、すっかりご満悦。
お別れしてしばらくしたら、触発されたのだろう、ハイラックスで蛇行運転をしていた。
奥さんと子どもも楽しそうにはしゃいでいて、オフロード好きなご家族だということがわかる。

 


さらにもう1組、新型ジムニーに乗った家族連れにも話しかける。
ここに来たのは今回はじめてで、前々から気になっていたがなかなか来れないでいたとのこと。
僕が来る前には同じように蛇行運転を楽しんでいたとのことで、確かに僕が来たときにたくさんのタイヤ跡があり、それの犯人のようだ。

 


他の方とのコミュニケーションにテンションがあがり、それからひたすら蛇行運転。
気がつけば汗びっしょり。
30分だか1時間だか、とにかく必死に走りまくっていた。
何だかんだでいい運動にもなるし、これはまたヒマなときに走りに来てもいいかも。


あと願わくば、デイキャンプまたは野宿もあわせてやりたい!

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