キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

アキチ

この空き地は、かつて空き地であった。

 

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写真にある空き地は、昔住んでいた家のすぐ裏手にあった土地である。
住んでいたころは、空き地であった。


家を引っ越してしばらくすると、ここが畑になっていた。
一面が畑となり、思い出がなくなったなあ、と嘆いていたものだ。


それが最近、畑が整地され、再び空き地となっている。
その事実をSNSで知り、改めて今日見に行った。

 


なつかしい!
昔と土の盛り方は違うが、昔の記憶が蘇ってくる。
ここの角で野球をやったなあ。
あのへんに、やたら四つ葉のクローバーがとれる場所があったなあ。
溝がV字型に欠けていて、男性便器と見立ててよく小便をしたなあ。
夏場は夜の虫の鳴き声が、うるさかったなあ。


しばらく立ちすくんで、ずっと広場を眺めていた。
通り過ぎたご近所さんに、怪訝な目で見られていることも感じながら。
「なつかしい場所」ってたくさんあるけれど、この空き地は特に思い出がべったりへばりついている。

 


そして、この空き地が間もなくして宅地となる事実。
うまく言葉にできない。
いろんな感情が、心をぐるぐると走る。


ちょっとおセンチなこの気持は、梅雨のせいにしておきたいな。

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コロナに思うこと2021・05

「自粛疲れ」なんて言葉が世間に流れているが、個人的にはむしろ「自粛慣れ」してきている。
仕事帰りに一杯ひっかけなくても平気だし、土日に誰とも会えないことにも抵抗がなくなってきた。
もともと、孤独への耐性が強かったのかもしれない。

コロナ禍から1年が経過し、最近思うことをつれづれと。


【批判】
最近いちばん疲れるなあと感じるのが、コロナに対して「批判」を聞くこと。
政治への批判はもちろんだし、欧米なんかでアジア人を襲撃したりとか、コロナに対する個人批判とか。
いちばん悪いのがコロナそのものなのに、批判のはけ口が人に対してになっている。
何だかやるせないなあ、と悲しくなってしまう。
そんなこという僕も、以前にさんざん政治批判してたんでエラそうに言えないんだけど。


【公園飲み】
看護師を嫁にもらっている会社の人から、情報をいただいた。
今、公園飲みをしていた人たちが、ゴロッゴロと病院に搬送されているそうだ。
外だったら大丈夫だ、という意見もあるが、大間違いらしい。
正直僕もそう思っていたが、こういうリアルな声を聞くと、考えを改めざるをえない。

それならむしろ、しっかり除菌や飛沫防止が徹底されている、居酒屋なんかで飲むことを解禁したほうがいい気がするんですがね。
いや、解禁しろと本気で言ってるわけではないですよ。


【オリンピック】
以前にも書いたとおり、「そもそもオリンピックに興味ない」という理由で、僕は開催を見送っていいと考えている。
世間的にも反対意見がめちゃくちゃ多いので、本当に見送ったらいいのになと思う。
いろいろと動かしてしまって、急にやめるのが難しいんやとは思うけど。
いちばん最悪なのが、開催直前になって「中止!」となること。
主役である選手たちに、どんな償いができるというのか。

一方、少しだけ開催に期待していたりもする。
以下、勝手な想像。
「オリンピックは開催するのに、国民は自粛か!」という声を想定して、開催したときは自粛も解除されると思っている。
もちろん、あらゆる数値は改ざんされてね、日本政府の常套手段だし。
そうなったら、何の躊躇(ちゅうちょ)なくキックボード旅に出ることができる。
あっ、政府批判してもうた。


他に何か書こうと思っていたけど、忘れたのでこのへんで。
いつかコロナが明けたときに、「こんなふうに大変やったんやなあ」と思い返せるように、こういうコロナについての実情や思うことなどは、もっと文章として残しておきたいな。

梅雨前のさんぽ

今日は午前中に晴れて、午後以降は天気がぐずつく見込み。
さらに当面は、太陽が姿を現さないらしい。
そうとなれば、無理やりにでも今のうちに外出しなければ。
ということで、性懲りもなく沿線散歩に行ってきた。


今回は京阪交野線
いちばんゆかりのある沿線である。
直線距離がそう長くなくて、実質2時間ちょっとで終わった。


2時間と聞くと楽勝に感じるが、体感的にはその倍くらい。
何より暑さがこたえる。
やはりこの沿線散歩、手軽に楽しむにはそろそろ限界かもしれない。


まあ詳細は別途アップします。


そんなことより、冒頭にも触れたけどしばらく梅雨空になるみたいやね。
コロナで自粛ながらも今までは散歩で晴らしていたところもあったが、いよいよ引きこもりが本格化しそうだ。
屋内での楽しみ方を、模索しなければならない。

【沿線散歩】京阪本線 <鳥羽街道→出町柳>

鳥羽街道東福寺

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ここで昼食、駅前すぐの「大黒ラーメン」。
シンプルな豚骨醤油で、豚骨の香りがいい具合に効いていてうまう。
それでいて値段が安いのがうれしい。

七条に向かっていくと、途中で線路が地下に入り、線路沿いに歩くということができない。
また駅もわかりづらく、七条駅を通り過ぎてしまった。

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いい意味でシンプルな豚骨醤油、安くてうまい!

【→七条】

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先ほど駅を見過ごした反省を生かし、素直に鴨川沿いを歩く。
線路の代わりに鴨川を目印にすると、駅を見落とすことはない。

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すぐ近くにそびえる京都タワー、素朴な形状が京都に映える

【→清水五条

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このままずっと鴨川沿いというのも面白くないので、民家に入る。
四条に近づくにつれ、町家風の民家やお店が並ぶ。
古風あるれるいかにも京都らしい風景は、見ているだけで飽きない。

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歴史に疎いが「弁慶」という名が頭をよぎる、「五条大橋

【→祇園四条

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再び鴨川沿いへ行き、今度は河川敷を歩く。
多くの店が「床」の準備をしているが、今年はコロナの影響で開催がどうなるかわからない。
解禁になることを心から願う。

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古き街並みに多くの飲食店、飲み歩きたくなる

【→三条】

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鴨川から外れ、繁華街より1本外れた道を進む。
すると繁華街そばとは思えないくらい、閑静な住宅地が続く。
こういうメリハリも、京都の魅力なのかもしれない。

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鴨川名物「床」、今年は夏の風物詩が見られるのか

【→神宮丸太町

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さらに道を直進しようとしたが、京都大学の敷地が邪魔なので、またもや鴨川へ。
先ほどよりも自然が多く、居心地がいい。

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京都の至る街にある民泊反対チラシ、やはり住民は迷惑しているみたい

【→出町柳

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ほどなくして、出町柳駅に到着。
これで無事、京阪本線の完歩達成。

そこから10分歩き、「東山湯」へ。
見た目は町の銭湯だが、ビートルズがかかっていたり、オリジナルTシャツが販売されていたりと、意外にハイカラ。
時間も気持ち早めだったので、じっくりとお湯を楽しんだ。

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ビートルズが流れる「東山湯」、暖簾にレノン

 

【沿線散歩】京阪本線 <中書島→鳥羽街道>

中書島伏見桃山

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伏見といえば、酒造のまち。
いくつかの酒造が残り、街が城下町のような味のある雰囲気。
居酒屋も点在しており、いつかここで飲み歩きたい。

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城下町風の街並みが残る伏見、ここで飲み歩きたい

【→丹波橋

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伏見桃山駅前は、線路と垂直の方向に商店街が延びている。
寄り道したいところだが、かなり時間をとられそうなので泣く泣くパス。

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丹波橋駅前の商店街、ここだけで半日潰れそう

【→墨染】

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住宅地が碁盤の目に区画されていて、いかにも京都っぽい。
しかし線路は蛇行していて、さらに近鉄電車も並行しているため、なかなか道がわかりづらい。

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ネットカフェ?よく見ると「脳活空間」、まさかの高齢者施設

【→藤森】

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墨染駅は急行が止まらない駅ながらも、駅前は意外に栄えている。
駅からは細めの川「琵琶湖疏水」が流れており、川沿いを歩く。
遊歩道と整備されており、歩いていてなかなか気分がよい。

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琵琶湖疏水沿いの遊歩道、整備されていて気持ちいい

【→龍谷大前深草

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さらに川沿いを進む。
進むにつれ道路が広くなっていたり、見晴らしがよくなったりと、変化に富んでいて楽しい。

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1/325の確率でしか遭遇できない、ヤサカタクシーの「四つ葉」

【→伏見稲荷

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伏見稲荷大社を参拝。
久しぶりに来たが、記憶していたよりも大きく建物も多い。
名物の千本鳥居を詣るには、さすがに1時間ほどかかるし坂道だし、それは別の機会に。

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圧倒的な貫禄の「伏見稲荷大社」、またゆっくり詣りたい

【→鳥羽街道

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川沿いから民家を抜けるルートに変更して進む。
線路沿いを歩こうとするが、任天堂の会社が大きく敷地を使っており、大回りをしなければいけなくなる。
ゲームにちなんで、通り抜け用の緑色の土管なんかを地下に通してくれる、くらいのシャレがあればいいのだが。

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鳥羽街道駅前の公園、入口に橋の親柱が複数残る

 

【沿線散歩】京阪本線 <牧野→中書島>

【牧野→樟葉】

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樟葉駅に到着する前に、少しだけ駅から離れた場所にある「ラーメン あおやま」へ。
ネットで定評のある鶏白湯ラーメンは、やや酸味の効いた天一といった感じで、スープもドロっと濃厚。
麺が全粒粉で食感も味も天一以上で、スープにもよくからんで絶品である。
入店前は少し待たされたが、食べ終わったときに店が空いていたので、少し休憩をとらせていただいた。

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スープに負けない麺のうまさ、またリピートしたい

【→橋本】

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樟葉駅前は、駅前すぐに巨大ショッピングモールを構えている。
昔は塾に通っていたが、駅前は変わりすぎていて、昔の面影がいっさいなし。
ここまで大改革した駅前というのも珍しい。

一応、昔の塾に足を運んでみると、残念ながらすでに塾はなくなっていた。
ただ、建物だけは残っていて、なつかしさというより「こんなんだったかな~」という気持ちが強かった。

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近畿名物「文化住宅」が、この界隈にたくさん残っていた

【→石清水八幡宮

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枚方や樟葉とは景色が一変し、空が広い。
民家はずっと続くのだが、高い建物が少なく田舎という印象。

右手には丘があり、上に石清水八幡宮がある。
ふもとを歩くと、お寺や石碑がたくさんあって味わい深い。

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空が広く開放的な住宅地、こういうところに住んでみたい

【→淀】

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八幡市駅からすぐ、木津川が線路に対して垂直に流れる。
極力府道を避けて歩きたかったのだが、府道以外に橋がなく、泣く泣く府道を進む。
河川敷の影響か、やたらサイクリストが多い。

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川幅が広く開放的な木津川、橋が少なく渡りづらい

【→中書島

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淀駅といえば、やはり京都競馬場
ここも駅前は昔と様変わりしていて、昔は駅前に居酒屋がいくつか並び、土日になると新聞屋や予想屋が軒を連ねていた。
それがなくなったのは、駅から競馬場まで直通できる通路が設けられたためである。
昔のほうが風情があったのに。

なお、京都競馬場は改装中。

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改装中の京都競馬場、工事が終わればまた行ってみたい

だだっ広い駐車場を抜けようとすると、途中で白バイが練習走行をしていた。
急制動や激しいコーナリングなど、とても見ごたえのある運転を見ていると、これは逃げ切ることができないなあと感じる。

最後は中書島駅前の「寿湯」へ。
少し狭めで、浴槽がいくつかにわかれている。
圧倒的にサウナが人気なのだが、水風呂が2人しか入れないので、なかなかゆっくり入ることができない。
それでも、やはり歩いた後にしっかり汗を流すのは気持ちがいい。

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京都の住宅地にある銭湯、趣もひとしお

 

【沿線散歩】京阪本線 <香里園→牧野>

【香里園→光善寺

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前回、京阪本線さんぽをしてから2日空けての再出発。
脚のダメージは回復したかと思いきや、歩くと脚のにぶさを感じる。

光善寺までは、ひたすら線路沿いを歩く。
景色の変化に乏しいが、線路をはさんだ反対側は道が入り組んでいるため、仕方がない。

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手作り感満載の招き猫、市販のものより逆にインパクトあり

【→枚方公園】

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相変わらず線路沿いを進む。
すると見えてくるのが、「ひらかたパーク」。
小学校のころは年に4回来ていた、ゆかりのある遊園地である。
柵で囲われているが、たまに見えるアトラクションは昔っからのものなどもあり、思い出にふける。
残念ながら今はコロナの影響で閉園中であるが、そんな状態でもスタッフさんが植物などの手入れをしている。

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平日でもにぎわう枚方パークも、コロナのせいで静寂が広がる

【→枚方市

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枚方公園から枚方市までは「枚方宿」という旧街道が通っている。
地面に黄土色のアスファルトを敷き、要所に町家が残り雰囲気がある。
毎月「五六市」というハンドメイド市が開催されたりもするのだが、やはりコロナの影響で中止しているそうだ。
あとは「枚方凍氷」という氷屋のかき氷が人気で、夏なんかは常に行列ができている。

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古い家屋と新しい住宅が入り乱れる「枚方宿」、オシャレな雑貨屋もちらほら

【→御殿山】

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枚方市駅は、京阪本線でもいちばん家から近く、いちばんよく知っている。
なので、あえてなじみのない道を進む。
ただ民家が続くだけなのだが、こんな道があったのかと新鮮な気持ちになる。

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危険なサッカー・・・?危険な野球・・・?

【→牧野】

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きれいに区画された住宅地が、ひたすら続く。
典型的なベッドタウンだ。

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駅前に残る古きよきデパート跡、意外にも奥で営業する店舗あり