キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

駒川商店街めぐり ~その3~

質のよい立ち呑み屋にご満悦の、つづき。

 


商店街を北へ進んだ先にある「おおくに屋」へ。
角打ちであるが、たたずまいは完全に立ち呑み屋さん。
中央にキッチンがあり、それを囲むようにカウンターがある。
どの席にも椅子があるというのが特徴的で、椅子があるにもかかわらずほとんどのお客さんが立つというのも面白い。


接客は、女性3人で楽しそうにまわしている。
仲のよさから親子かな?と思われるが、どうだろうか。
メニューはホワイトボードにたくさんあるのだが、「まだ書き直せてへんねん、おでんとかつおたたきならすぐ出るよ」と教えてくれる様が人情あふれてよい。
冷蔵庫に日本酒がたくさん揃っているのもありがたいが、まだ日本酒の気分ではなかったのでここはパス。

 

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すっかり酔った脳みそをリセットするため、東へ向かって「駒川温泉」へ。
スタンダードな町の銭湯で、サウナが無料で入れる。
薬湯もあるので何げに入ってみると、まさかの電気風呂。
2度ほどチャレンジしてみたが、電気が思いのほか強く、体を沈めることができなかった。
熱めのお湯と水風呂を交互に入り、1時間ほどゆっくりした。

 

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さて、湯上がりに一杯いこう、と寄ったのが「河隅酒店」。
お店に入るや、大きな冷蔵庫にずらっと並んだ日本酒が圧巻。
あと一応角打ちなのだが、お店がとてもきれい。
というのも、今年にオープンしたてだそう。


もちろん日本酒が主体なのだが、午後6時までなら1杯100円という激安のメニューがある。
これは、残りわずかになったものをサービスで提供しているとのこと。
料理はおでんと、日本全国から取り寄せた珍味が揃う。


先約で自分の母親くらいの年齢の女性がいたが、店主と交え3人で盛り上がる。
盛り上がれば盛り上がるだけお酒も進み、調子こいてがっつり飲んだ。
けっこう飲んだはずなのに、お会計は2,000円行かないというのが奇跡である。

 

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ということで、角打ち4・立ち呑み1・その他1と、なかなかのペースでまわれることができた。
それだからこそ、昼過ぎにできた空き時間がもったいなく感じる。
が、逆にそれがいい休憩になったような気もする。


ちなみに、最後にがっつり飲んだ日本酒のせいで、帰り道で何度もリバースしてしまった。
やっぱり日本酒は怖いね。
飲むなら2合まで、って何度も決めているはずなのに。