銭湯がしっかり汗を流した、つづき。
水木湯を出てすぐ向かいに、酒屋「上山酒店」がある。
これは事前に調べたときに、見つからなかったお店である。
角打ちできるかな~、とお店をのぞくと、見事カウンターが設置されている。
他に客がおらず、お店の夫婦が普通に座って話していたので行けるのかな?と思ったが、声をかけるとすぐさま角打ちシフトをとってくれた。
フードは料理主体というよりは、手軽につまめるものが多い。
すぐ後ろに店舗販売用のつまみが棚に並んでいるので、それらをその場で買って食べるのも、おそらくアリなんだろう。
壁に貼られた日本酒のメニューは、それなりに数があって角打ちらしい。
他のお客さんもおらず、お店の人に声をかけるテンションでなかったので、がっつり角打ちらしさを堪能できなかったことは残念である。
最後は新開地駅前の「赤ひげ」。
こちらは商店街に姉妹店も構えるお店で、商店街内でも宣伝看板をたびたび目にすることから、新開地を代表するお店なんだろう。
店内は角打ち感がなく、よくある立ち飲みのお店である。
フードもお酒もメニューが豊富で、串カツがウリのようだ。
立ち飲みとしては優秀なお店である。
というところで、散策終了。
改めて振り返ると、とにかく怒涛のように現れるレトロ商店街は圧巻であった。
人通りの多さを考えるとまだまだ廃れることは考えられないが、変にリニューアルとかして雰囲気を新しくしてほしくない、と心から願う。