キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

朝飲み!西成 ~その2~

【立ち飲み 成り屋】
すっかりできあがりながら、西成でももっともディープな「三角公園」のすぐ近くにある、「立ち飲み 成り屋」へ。
20人は収容できるカウンターの向こうは、おかあさんが1人。
バタバタと動いていて、なかなか注文のタイミングがない。
こんなキャパを、1人でよくまわすなぁ。
と思ってしばらく待っていると、カウンターで飲んでいた人が急に立ち上がったかと思えば、カウンターの中に入っていく。
そして料理を運んだりして……
って、店員やったんかい!


その後、若い店員も加わり、3人体制。
これでようやく注文できるな、と思っていたら、今度は3人でまさかの痴話喧嘩。
お金にからむ話を、客前でやる?
というか、いつ注文聞いてくれんの?
僕らは「これぞ西成!」と愉快でいたが、隣のおっちゃんはひどく機嫌が悪くなっていた。


立地の割に、といえば失礼ではあるが、料理のレパートリーも味も、抜群である!
後半、隣の常連さんとも仲良くなり、いくつかお店を教えてもらいつつ、雑談を交わす。

 


たこ焼き屋
ちょっとブレイクとして、たこ焼き屋でたこ焼きをいただく。
ついでにビールがほしい、ということでコンビニでビールを買い出して、お店の前でいただく。
味は正直ごく普通だが、とにかく値段がお手軽なのがいい。

 


【立ち飲み 銀仁】
3軒目の「立ち飲み 成り屋」の客に教えてもらった、「立ち飲み 銀仁」へ。
愛嬌のよい店員さんに、ノリのいい常連さん。
当然メニューはいずれも安く、料理もバラエティが豊かで、うまい!


途中で、いわゆるオカマさんの3人組が来店し、普通に飲み客としてなじむ。
もしかして、西成という町はどこよりもサステナブルを先行しているのでは?
と、町中にいるありとあらゆる人々を見ながら感じる。

 


それからは銭湯に入り、締めに駅うどん。
結局、6時間半も飲んでいた。
それなのに時間は昼過ぎという、何とも不思議な1日となった。