キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

魚づくし!天六めぐり ~その1~

金曜は徒歩くんと、久しぶりに飲みに行った。
前回は2年ぶりで、今回は半年ぶり。
もともとひんぱんに飲みに行く仲だったのに、会うたびに「久しぶり」と言わなければいけないのは、ひとえにコロナのせいだ。


場所は、徒歩くんが天六にある「稲田酒店」に行きたいとのことで、天六となった。
慣れない場所で待ち合わせにややモタつきつつ、何とか合流。
久しぶりの再開のあいさつもそこそこに、早速お店へと向かった。

 


【堀内酒店】
大本命の「稲田酒店」は、まさかの満席。
すぐさま近くにある「堀内酒店」へとかけこむ。
ほんの数百メートルの距離に、角打ちの店が2軒あるというのはすごい。


お店は混み合っていて、行けるかどうか訪ねてみると、どうやら店主が不在のよう。
「いけるいける」「奥空いてるよ」と言ってくれるのは、お店の人たち。
狭い店内の奥へ行くと、荷物の積まれたダンボールを囲むように立つ。
「これ3番テーブルやで」と、ビール箱で作ったテーブルに立つお客さんに笑われながら言われる。


いい!
このゆるさがたまらない!
まさに角打ちの真骨頂である。


ただこの後いろいろおいしいものを食べに行く予定だったので、フードは何も注文せず。
飲み物だけでもOKというのも、角打ちならではである。
大瓶を1本空けたところで、お店を出る。

 


【立ち呑み 百足屋】
天神橋筋商店街をまたいで向かったのは、「立ち呑み 百足屋」。
人気店だという前評判とはうらはらに、まさかの客ゼロ。
えっ、ホンマにお店やってんの?
と思いつつ、カウンターに通される。
ちなみに奥のテーブル席に先客がいたのと、その後続々と客が来たことから、たまたまタイミングがよかったのだとうかがえる。


立ち飲みでありながら、値段はなかなか強気。
しかし、とにかく魚のメニューが豊富である。
そして鮮度が抜群!
こちらも強気で値の張るものを注文するが、いずれも納得のできるクオリティ。
ビールだけでなく、日本酒もあおる。


ただ、お店が混み合ったときに、厨房でマスターが奥さんと思われる店員さんにガチギレしていたのはいただけない。
いや、わかるんですよ。
飲食店のバイトをいくつかしていたので、忙しいときに気がたつのは当たり前のこと。
でも、立ち飲みというオープンキッチンスタイルをとっている以上、それを客に丸聞こえのトーンで出すのは、あまりよろしくない。


つづく。