自分で焼くスタイルの鶏肉屋でそこそこ腹を満たした、中崎町の夜つづき。
次の店を探すべく向かったのは、商店街。
なるほど、商店街に入るとそこそこ気になるお店が点在する。
どうやらこの街の飲みエリアは、このへんが中心なのだろう。
で、入ったのはこれまた事前にあつし君がおさえてくれていた「たもん」。
スッポン鍋が1人前単位で、1,000円とリーズナブルにいただける。
店内は、まわりの新しいお店とは正反対で、昔ながらの居酒屋さんである。
愛想のよいご夫婦の接客も気持ちよく、ホワイトボードに書かれたメニューも多く、いずれも旬の食材である。
何だろう、こういう雰囲気のお店って、やたらと落ち着いてしまう。
肝心の鍋は、ていねいにとられたお出汁がとてもいい味している。
スッポンはおそらくはじめて食べる?かもなのだが、スッポン自体の味は正直よくわからない。
味がわからないだけに、余計出汁の味が引き立つ。
ゼラチン質が口に広がり、食感が面白い。
それ以外にハモの天ぷらもいただいただ、しそと梅肉の加減がちょうどよく、これまたうまい。
もし1人であったら、この1軒で完結していたかも知れない。
もうちょいつづく。