キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

大門酒祭・2023春

この前の土曜日は、朝から地元の酒蔵へ。
前週はゴンタ夫婦と山野酒造へ行ったのだが、今回は大門酒造。
地元に2つも酒造があるというのがありがたいことだが、2週続けて蔵開きというのもありがたい。


今回は残念ながら誰もつかまらず、1人での参加となった。
ちなみに事前にインターネットで予約がいるのだが、予約をしようとしたときには、すでに定員オーバー。
あきらめていた矢先、会社帰りに阪神百貨店に寄ると大門酒造さんがイベント出店していたので、営業さんに直談判して入れさせていただくことになった。

 


さて当日。
入り口は道路の裏手にある門から。
無垢根亭という、酒造が経営している飲食店舗の門である。
ただしこの飲食店は完全予約制で、かつコロナになってからずっと閉じていたので、ここに入れるというだけでうれしい限りだ。


列に並び、受付で入場料2,000円を払うと、2,000円分の食券をいただける。
今回は酒より撮影がメインと考えていたので、こんなにも使えるのか不安である。


受付からは家屋に入る。
家屋というか酒蔵には、テイクアウト用の日本酒販売と、奥にステージと飲食ブースがある。
さらに奥には庭があり、ここには日本酒と飲食物が売っている。
余ったスペースは、屋内・屋外ともイートインスペース。
瓶ケースで作ったテーブルに向かい、瓶ケースに座るというスタイルは、いかにも蔵開きという感じでいい。

 


入場してからは、とにかく撮影に専念する。
もちろん日本酒は魅力的すぎるのだが、やはり撮影がメインと割り切っていたのでガマンできる。
撮影しながらも、誰か知り合いがいないかな~、と探す。
が、誰もいない。
最近は交野のイベントに行くと必ず複数人誰かしら知り合いと会えるので、これは大きな大誤算。


ステージでは途中からジャズライブが始まり、徐々に場が盛り上がってくる。
そろそろ日本酒飲もうかな、と1杯目をいただいたのは、開場から1時間半後。
お水が飲み放題だったので、がっつり水をいただきながら、ちびちび飲む。


アテは持ち込み禁止で、ピザ・たこ焼き・から揚げが売っている。
が、いずれも大行列。
もっと回転よく食べられるものがあればいいなと思う。
さすがにすきっ腹で飲むのも怖いし。

 


何やかんやで、お庭でちびちび飲んではおかわりをして、意外にも2,000円の食券は少しもの足りないと感じるくらい、早めになくなった。
それよりも、さびしい!
結局最後まで、誰も知り合いが見つからなかった。
唯一しゃべったのは、交野タイムズと間違って声をかけてくれた主婦集団だけ。


そう言いつつも、やはり日本酒が入った状態で太陽の下で過ごすだけで、しあわせな気分になれる。
結局閉門時間の午後3時まで居座った。

 


今度は秋にもやるらしいが、どうしようかな。
少なくとも、蔵開きは1人では、絶対に行くまいと心に決めた。