キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ナイス角打ち!

水曜は会社帰り、たまたま早めの電車に乗ることができた。
このまま早く家に帰ってもいいのだが・・・ううむ。
まったく飲みたい気分でもないが、突発的な寄り道となると、どうしても飲むことしか頭に出てこない。


どうしようかなと思いつつ、徳庵駅で途中下車。
快速の止まらない駅なので、普段はまったく降りない場所である。
ただ、ここの駅を選んだ理由はある。
駅前に角打ちがあるのだ。
かれこれ10年以上、前職のころからず~っと気になっていたのだ。
よし、今日というこの日をきっかけに行ってやろう、となったのだ。


引き戸を開けるや、お客さんでいっぱい。
「すいませ~ん」と声をかけるも、店員さんは他のお客さんと話をしていて気づかない。
おいおい、ハズレか?


と心配をよそにフォローしてくれたのは、まわりのお客さん。
「新規さん来てるよ」と店員さんに声をかけてくれたり、「奥1人帰るから行けるよ」と促してくれたり、めっちゃくちゃアットホーム。


席について瓶ビールを注文するも、フードの注文にとまどう。
まず、メニューが存在しない。
そして、店員さんが相変わらず常連さんと話をしていて、声をかけにくい。


戸惑ってると、常連さんのひとりが手を引いてくれて、ネタケース等を案内してくれる。
「欲しいもん言うたらええよ」
「ここは何食べてもうまいよ」
と、またしても複数人の常連さんにフォローいただき、無事注文ができた。
さらに、カウンター端にある乾きモノを指さして「これタダやから注文くるまで食べとき」と、別のお客さんが促してくれる。


何じゃこのアットホームさ!
入店して10分そこらで、僕より先にいたお客さん15人と、くまなく会話ができた。
角打ちや立ち飲みは数多く行っているけど、アットホームさは間違いなく「最高」である。


一応言っておくと、店員さんも無愛想でも怠慢なわけでもなく、声をかけるとちゃんと振り向いてくれる。
また、声をかけても気づかれなかったら、まわりのお客さんが店員さんを呼んでくれる。
たまたま僕が入店したときにワンオペだっただけで、後からもう1人の店員が来て、注文もスムーズだった。


あまりに衝撃的だったので、わざわざこうしてブログに書いてみた。
フードも本当においしく、大瓶2本とかつお造りと肉厚の焼鳥2本で、1,500円と激安!
「まこと酒店」、来週もまた寄ってしまいそうだ。