キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

港区角打ちめぐり ~その3~

港区の角打ちで、目星をつけていたお店が相次いで角打ちできずの、つづき。

 


【西村酒店】
再び住宅地に戻り、住宅地のまん中にある「西村酒店」へ。
完全に町の酒屋さんで、典型的な角打ちである。
カウンター6席くらいの、こぢんまりとしたお店である。


メニューはなく、飲み物は聞くか冷蔵庫から選ぶ。
フードも、ネタケースにいくつかあるものを指定すると、温めて出してくれる。
ただフードは少なめ。
店員さんはとてもやさしく、一見さんに対しても温かく迎え入れてくれる。


常連さんと店員さんが、大阪市についてのコアな話をいろいろとしている。
わからないことも多いが、まさしくこういう場でしか聞くことのできない話だ。
聞いていて面白い。


ここは居心地がよく、大瓶1本で1時間近く居座った。
会計後も、実にていねいに見送ってくれた。

 


【中元商店】
道を西に進み、「中元商店」へ。
町の大きめな酒屋さんといういでたちで、立ち飲みブースと販売ブースが分かれている。
立ち飲みの開店15分前だったのだが、わざわざ準備中なのに開けてくれた。


店内はこじゃれた立ち飲み屋の風格で、照明次第ではバーにも見えるほど。
それでいて、ドリンクは角打ちばりに安い。
フードメニューは充実しているが、いざ注文すると売り切れがあるというのも角打ちっぽい。
やはり店の雰囲気だろうか、妙に落ち着く。


【見逃し角打てず】
もう1軒チェックしていた「田中酒店」は、新しい建物に変わっていた。
・・・と思っていたが、今改めて調べてみると、どうやら当日に地図を見誤っていたらしい。
残念ながら見落としてしまっていた。

 


つづく。