キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

おっさんずツーリング in 丹波篠山2021 ~その2~

ゴンタと2人で周山街道を突っ走った、つづき。

 


【かやぶきの里・北村】
道の駅からさらに30分走って立ち寄ったのは、美山。
かやぶき屋根の家が残る集落、「かやぶきの里・北村」だ。
ここが今回の旅の第一目的地だ。

f:id:kickboy:20211012142544p:plain


静かな府道に突然現れる集落と、そばにある駐車場。
集落のほとんどがかやぶき屋根で、田園と相まって見事な「日本の原風景」を醸している。

f:id:kickboy:20211012142559p:plain


いざ立ち寄ると、店舗が2軒ほどあるものの、生活感ががっつり漂う集落。
人の住む静かな集落に、おおぜい立ち寄る観光客とのコントラストがシュールに感じる。

f:id:kickboy:20211012142613p:plain


どうしても、同じようなコンセプトで白川郷と比較してしまうが、白川郷は比較的店舗が多いという印象。
それでいえば、普通に車が往来して、おばあちゃんが畑仕事したり口喧嘩しているリアルな集落の雰囲気が味わえる。

f:id:kickboy:20211012142657p:plain


景観はもう、きれいのひとことに尽きる。
唯一ある資料館はかやぶき屋根の内部に入れるのだが、受付のおばちゃんが「2002年に再建した」という情報に興ざめ。
しかし再建とは思えない古びた家屋の雰囲気と、昔ながらの農具等がたくさん揃うさまは見ごたえがある。

f:id:kickboy:20211012142706p:plain


由良川沿い】
美山を後にしてからは、県道と国道を織り交ぜた道を西へ向かう。
これがまた、最高の道!
田園が広がったかと思えば大きな川沿いになったり、さらには急カーブ・急坂が続く舗装林道が現れたりと、景色の変化がすばらしい。


信号もほとんどなく、ただひたすら1時間半快走。
気持ちいい反面、体力的にはここでだいぶ浪費してしまった。

 


つづく。