キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

琵琶湖一周ソロツーリング ~その2~

意外に昔の面影が少ないツーリング、つづき。

 


【昼食】
天気は予報に反し、くもり空。
雲が多いせいもあるが、やたら黄砂も多いらしい。
暑いと見込んであまり厚着はしなかったのだが、風が冷たくてちょっと寒い。


思わぬ誤算に後悔しつつ、「道の駅 塩津海道あぢかまの里」で昼食。
ここの名物だという「鴨そば」は、注文してすぐに提供される。
意外といっては失礼だが、そばが適度な固さとしっかりとした味で、うまい。
主役の鴨は、肉厚で量も多く、申し分なし。
それより予想外だったのが、もう1つトッピングで乗っていた、川エビのかき揚げ。
これが歯ごたえもよく、味もしっかりエビの味がして、めちゃくちゃうまい!
リーズナブルで、これほどまでに満足感があるのはうれしい限りだ。

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奥琵琶湖パークウェイ
食後は琵琶湖北部にある「奥琵琶湖パークウェイ」。
ひたすら続く上り坂とカーブの連続は、バイクで走ると楽しくてたまらない。
そういえばここをママチャリで登ったなぁ、という昔の思い出が蘇り、とても自分がやったことだと信じられない。
展望台からの景色は、天気が天気だけに本来の絶景は味わえないものの、十分な魅力がある。

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【白鬚神社】
奥琵琶湖パークウェイを降りてからしばらくの道は、とにかく絶景で車も少なく、昔から好きな景色である。
このあたりの景色だけは、やけに記憶に残っている。
いつかここでキャンプとかやってみたいな。


そこからは折り返し、湖西の道を相変わらず湖沿いに走り、到着したのが「白髭神社」。
湖に浮かぶ鳥居が最近になって有名になり、道を挟んだ神社から、道路を横断する人が絶えないことが問題になっている。
そしてその横断者を見張っているのが、神主さんと思われる方だ。
毎日、朝から晩まで道路を見張るために立っているのかなと想像すると、何ともいえない気持ちになる。

 

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【帰宅】
夕方は、とにかく寒さとの戦い。
時間が経つにつれ寒くなるので、バイパスを走ればいいのだが、最後まで湖沿いを走ることにこだわる。
そして道の駅を見つけては、しっかり休憩をとる。


帰宅したのは、午後7時。
日没ギリギリであり、あと30分でも遅ければ、気もあせっていただろうし、暗くなるしで危険だっただろう。

 


【総括】
とにかく天気が誤算だった。
あとドライブでも感じることだが、やはりある程度寄り道スポットは事前に調べておかないと、要所要所で見つけるということが難しく思った。


収穫としては、下道でも日帰りツーリングできる距離なんだということがわかった。
今回はいちばん時間のかかる琵琶湖沿いルートを選んだが、もう1本外の道路、さらにもう1本外のルートだと今回より短時間で周れる。
あと2回は違うルートで楽しめるだろうし、寄り道スポットをちゃんと選定しておけばあと何度か楽しめる。
今さらながら、琵琶湖という日帰りで楽しめるツールを再発見した気持ちである。