キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

改悪!京都競馬場

先日の日記にも触れた、新しい京都競馬場で感じた残念な点。
いくつかあるので、書き連ねていきたいと思う。

 


【入場に会員登録制】
入場時には券売所で切符を買う、というのが通常だったが、事前にネットで登録しておけば、QRコードを読み込ませて入ることができる。
といえば混雑回避によい改善と思われる。


問題は、券売所で切符を買う人は「開場後最大30分待たされる」という条件があるということ。
そんなん知らずに行ったわけだが、開場10分前に到着して、券売所が開くまで10分待たされた。
えっ、何で20分も待たされんとあかんの?
その間、QRコード組がバンバンと入場していくのを、門の端で待たなければならない。
これがまた、ほとんどの人がQRコード組なので、何ともいえない屈辱を覚えるのだ。

 


【券売機が大幅削減】
以前までは、家屋内にはずらりと券売機が並んでいて、混んでいても安心して馬券が買えた。
が、券売機がかなり少なくなっている。
ある程度慣れないと、どこに券売機があるのか迷うほど。


ちなみに、「UMACA」というICカードが発行されていて、それを持っている人は開場のあちこちにあるUMACA専用券売所で馬券が買える。
そんなん知らない客、はたまたICカードを作るのがイヤな客からすれば、ただただ不便なだけである。

 


【席が大幅削減】
1階には椅子がない。
外野にある座席は、何と全席が有料指定席になっている。
つまり、1階で普通に過ごしている場合は、ずっと立ちっぱなしを強いられる。
チェアーの持ち込みも厳禁で、床に座るとすぐさまガードマンが飛んでくる。


ちなみに、2階にはUMACA会員専用のチェアが座席限定であり、3階まで行けば数が多いわけでないが椅子がある。
少なくともレースはリアルで見たいという人は1階にいることが条件なので、どのタイミングで3階なんて行かなあかんねん。

 


【飲食店がチェーン店だらけ】
これは個人的な意見という側面が強いのだが。
飲食店が、もうほとんどチェーン店である。
各階に数か所あった、ジャンクフードにビールがある無機質な売店が好きだったのに、そんなお店は3階に2店舗あるのみ。

 


【ビール値上げ】
前まで500円だったと思うのだが、700円にハネ上がっている。
何ぼ何でも高すぎ!
いつも3杯くらいは飲むのに、1杯しか飲まなかった。
これは金額下げたほうが、絶対に数売れるのに。
ビールは持ち込むことを、強く推奨します!

 


【ドア開閉が手動】
各館の壁はガラス張りになっていて、各館への移動に手動のガラス戸を開けなければならない。
そこそこ力がいるし、少しでも力が入れば反動で力強く閉まる。
冷暖房に配慮したものだろうけれど、これは不便すぎる。
ドアも少なめに感じる。

 


【芝が大幅減少】
スタンドは芝だったが、完全になくなった。
確か前回のリニューアルではゴール前以外はまだ芝があったと思うが、全面芝なし。
いやいや、芝あってこその中央競馬場じゃないのん?

 


【お茶がない】
無料のお茶がない。
冷水と常温の水のみが飲める。
あのお茶が地味にうれしかったのに。


ちなみに、有料指定的と3階にはあったっぽい。

 


【総括】
もう完全に、儲け主義に入っている。
指定席を買って、UMACAカードを持ってはじめて、競馬を楽しめるみたいな感じ。
いやいや、そうじゃないでしょ?
たまにフラッと来て楽しむというのが、競馬の醍醐味だろうに。


ということで、よほどヒマなときに遊びに来る場所だったけれども、もう当面行きません。
誰かと行くというのは別だけど、1人ではもう行かないかもな~。

 


※あくまで個人的見解です。多少誤解している箇所があるかもしれませんが、ウソはついていません。