ありがたいことに長い休みをいただいているが、予定のない毎日を送るというほど苦痛なものはない。
そんな贅沢な悲鳴をあげつつも、何とかヒマを潰してやろうと競馬場へ足を運んだ。
ちなみに今日はJRAのレース初めで、「金杯」というレースが開催されていた。
昔は父親とこの金杯に来ることが恒例だったのになぁ、と昔をなつかしみながら。
1レースから楽しもうと朝一番にやって来るや、すでに多くの人でにぎわっている。
もう2レース目くらいからは、馬券券売機前には行列ができるし、観覧客もどっと押し寄せる有様。
やはりみんなも、ヒマなんだなあ。
昼食は、ここでは必ず吉野家で済ます。
というのも、京都競馬場と阪神競馬場の2店舗のみ、国産牛が使われているからだ。
ふだん吉野家食べないので違いがわからないというのが本音だが、やはり気分的にうれしいものである。
もちろん、ビールも一緒にいただいた。
結果としては、12レース中5レース的中で、マイナス540円というすばらしい成績!
結果もそうだが、終始頭をフル回転させ、パドック・券売機・コースを何度も往復する時間はまったく飽きが来ない。
レース終了後は、せっかくなので淀駅界隈を散策。
駅が拡張され、すっかり様変わりした駅前の風景には悲しさを覚える。
新聞屋やら予想屋が並び、個人経営の居酒屋がある昔の光景が、脳裏をよぎる。
そこから駅前の商店街へ。
先日GORIとのレトロ商店街めぐりが楽しかったので、その流れでもある。
商店街のさびれ具合は見事であるが、店舗自体が少ないので期待していたモノとは少し異なる。
しかし唯一、異彩を放っているのがコロッケ屋。
この人通りもまばらな商店街で、まさかの大行列ができているのだ。
昔からあるお店で、かつては悪友JJ(仮称)と競馬帰りに何度か来たものだ。
当時は行列なんてなかったのに。
きっとネットで評判になったとかだろう。
時間が余っていたので、久しぶりに2個購入。
サクサクの歯ごたえと、コーンコロッケのような甘みが口の中に広がる。
もちろんコーンは入っていない。
そして何より特徴的なのが、塩コショウがふりかけられているということ。
具材の甘みと見事にマッチして、これが1個40円というのが信じられない。
そんな充実した1日を過ごしましたとさ。
何だかんだで、年末からのバタバタ疲れを癒やす時間がとれていない。
さすがに明日は、おとなしくします。