来月から晴れて大学生となる甥っ子から、相談があった。
大学用のPCはどれを買えばいいのか。
ううむ、わからん。
PCにはそれなりに詳しいつもりであるが、わからない。
そもそも、大学でどういうふうに使うのかがわからないためである。
残念ながら、大学からは推奨スペックも使用用途も、何も公表されていない。
しいてわかることは、Officeが無料提供されるくらいである。
それでいて、大学推奨PCというのはちゃっかり売っている。
Core i5で20万円は、どう考えてもボッタクリにしか思えない。
じゃあ格安のCeleronのやつでいいのでは?
と思っていたが、数年前まで大学生だった会社の後輩に言わせると、「ハイスペックのほうがいい」とのこと。
授業によっていろんなソフトウェアをダウンロードさせられるので、スペックがないとしんどくなるらしい。
じゃあi5が無難かな?
そんなこんなで、姉夫婦とPCを見に行った。
まずは電気屋。
Celeronで10万円近くもして、i5だと20万円近くもする。
高っ!
とてもではないが、ここでは一切オススメするものはなかった。
次にパソコン工房。
スペック次第できれいに値段が分かれていて、Celeronで3万円から、i5で8万円から。
スペックもだが携帯性も重視したいということで、軽いものを探すと、99,980円であった。
姉からは予算10万円と言われていたので、まあギリギリ。
ちなみに、YouTube編集もしている僕のデスクトップPCに比べてスペックが高い。
店員さんを呼んでいろいろ話をして、購入前に説明を聞いて・・・というのはすべて僕が引き受けていたが、横にいた姉はまったく理解不能だったらしい。
なるほど、PCの知識の有無だけで、10万円も変わってしまう。
自分の知識も財産なんやな、と改めて思った。
まあ、せいぜい物理的破損だけはしないことを願うばかりだ。