キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

スマートメデューサ

3G通信がなくなるという再三の通知に参ったのか、母がガラケーからスマホへ変えると言い出した。
別にあと1年くらい使えるし、近くスマホの料金体系が安く見直される可能性がある、このタイミングにか?
とも思ったが、腰が重い人だし3G終了ギリギリのタイミングで呼ばれるのも大変なので、ぐっと言葉を飲み込んだ。
で、今日は機種変更のため同行した。


案の定ではあるが、店員さんの説明に石化している母。
はたから聞いていても、まあ理解できんでしょう。
決して店員さんの説明が難しいのではなく、店員さんは店員さんで可能な限りかんたんな説明をしている。
それでも理解できないくらい、やはりややこしいのである。
さすがにWi-Fiだのパケット通信だのを、1つずつ解説してもいられないしね。


ああ、詐欺とかってこんな感じなんやろな。
別に騙されているわけでもなく、不要なオプションなど付けられたりしたわけではないが、もう母の表情がね。
完全に思考は停止し、でも断る理由なんかもわからないまま、契約だけが過ぎていく。
僕だって逆の立場だったら、同じことになるだろう。


ほんま、もっとかんたんにならんのかな?
それこそ3Gから移行する人なんて、スマホになったからといっていきなりパケット通信を何ギガも使わないだろうから、1ギガ以内に固定してもいいだろうし。
で、しばらく使って「やっぱパケットいる!」となったときに、サクッと追加でプランを追加できるとか。
説明の義務とかもあるんやろうけど、「最低限プラン」みたいな名前にして難しい説明を省いたほうが、高齢者なんかは絶対安心するやろうし。

 


そんなこと考えつつ、しばらくは母からの操作の問い合わせだったり、スマホケースや保護フィルムの選定をしなければいけないことを考えると、なかなか面倒である。
こうなると、やはり高齢者でも比較的とっつきやすい、ガラケーのほうが優れているようにも思えてくる。