香川の旅、ようやく最終回。
最終日もゆっくり眠ることはせず、午前6時半に起床。
せっかく遠出してきたのだ、時間の許す限り、ガンガンとミニ遍路を巡りたい。
まずは車で30分、「母神山ミニ四国霊場」へ。
Webでも複数のサイトがヒットしたので、さぞかし有名なところなのだろう。
という予測は大きく外れ、途中からまったく手入れされていない。
昨日までのミニ遍路はすべて整備されていたので、すっかり油断していた。
完全に「道」であることを放棄した、藪で閉ざされた道なき道を無理やり切り開いて進むが、しまいに心が折れて途中で結願を断念。
1分で10歩進めるかどうか、という道だったこともあり、気がつけばほぼ午前中を費やした。
そしていったん昼食。
もちろん、うどん屋だ。
国道から離れた少し山手に店を構える「三好うどん」へ。
いかにも女性ウケしそうなカフェ、のような店構えで、店員さんもみんな若い。
それでいて、うどんの味は絶品!
大阪なんかにあったら、間違いなく連日行列だろう。
そして最後のミニ遍路「貴峰山八十八ヶ所」へ。
登山コースの途中に、山の中腹を巡れるように設けられている。
といっても、スタート地点までは林道を車で登って行ける。
思ったほどアップダウンも厳しいわけではなく、純粋に森林浴が楽しめる道が続く。
道もしっかり整備されており、とてもよいミニ遍路である。
といったところで、旅は終了。
やはりミニ遍路の部分を中途半端に省略してしまうと、いまいち締まりのない文章になってしまうな。
ちなみに帰りは渋滞にも見舞われ、ノンストップで4時間ほど運転することとなった。
ただでさえ長距離運転に慣れていないのに、がっつり腰に負担のくる座席に座りっぱなしというのは、相当キツかった。
あと、思っていた以上に高速道路の料金が高くついたし、ガソリンもけっこう食った。
まだ周りきれていないミニ遍路もあるが、車で行くのはもうやめておこう。