キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

奈良・和歌山 野宿ドライブ【2日目】

GWのお話、3日目。

【目覚めの河川敷】
目覚めると、雨。
待機していると止んだので、外へ出て朝食。

河川敷の奥に身を隠したつもりだったが、河川敷の遊歩道から散歩する住民に見られまくり。
誰も注意されなかったのは、けっこう野宿する人が多いということか。

ニュータイプ和歌山ラーメン?】
「和歌山ラーメンが食べたい!」という衝動で、雨の降るなか、和歌山へ。
駅前界隈についたはいいが、ラーメン屋が見つからない。
唯一目についた場所は、雨やのにめちゃくちゃ行列。

しばらくさまよってたら、「新和歌山ラーメン」なる看板が。
店の造りからロゴから、「ふくちあんラーメン」の亜種であることが一発でわかる。
が、時間も押しているので、迷わず入る。
意外にも和歌山ラーメン風にアレンジされていて、これはこれでうまい。

【リミット】
エセ和歌山ラーメンを食べ終えたのが、午後2時過ぎ。
レンタカーの返却が、午後7時。
GWの帰省ラッシュを考えると、とても余裕とはいえない時間。
「延滞料金払えば済むこと」と、急いで事故を起こさぬよう自分を言い聞かせつつも、休憩ナシで走行。

けっきょく、4時間半走って実家へ到着。
すぐさま荷物を降ろし、何とか時間どおり車の返却完了。


以上、事故もなく無事終了。
次の日にあった1日の休日は、ほぼ寝て過ごした。
この1日がなかったら、仕事なんてできなかっただろう。
つくづく、疲れが残りやすい体がにくい。

GWに、レンタカーを借りてドライブ。
その2日目。


【野宿場所】
昨日、野宿しようと荷物を車から降ろしているとき、ライダー集団に声かけられた。
昨年ここで野宿しており、今年もする予定なので、場所を貸して欲しい、と。
集団が来られたのでは、おそらく夜眠れそうにない広さなんで、ゴメンナサイした。

朝、数世帯かの団体がゾロゾロと野宿場所にやって来て、バーベキューをしだした。
撤収する矢先だったし、団体さんは有無を言わさず準備していたので、何も言わず。
少し話をすると、過去に何度か、ここの場所で遊んでいる、と。

どうやらここは、競争率の高い穴場スポットだったらしい。

【有人?廃村】
かつて2回訪問したことのある、奈良の山奥にあるN廃村を訪問。
「進入禁止」を匂わせる立て札を頼りに、細道を進む。

あれ?
廃村・・・やんな?
ええっ?

複数の車が、学校跡の横に並んで駐車されている。
ファミリーがお散歩してると思えば、校庭跡では炊き出しをしていて、おじさん達が一升瓶片手に盛り上がってる。

たずねてみると、毎年ここでお祭するとのこと。
参加者は、元村民と、近隣の村の方々のようだ。
「来年よかったら来てよ」なんてありがたい言葉をいただきつつ、廃村になっても捨てられることのないこの土地が、妙に神聖に感じた。

吉野川こいのぼり】
河川敷に、多くのこいのぼりが並んでいるので、路駐して見に行った。
前回から、こいのぼり見物が続いている。
こいのぼりもさながら、シロツメグサなど春の草花が広がっていて、“平和”を感じる。

西吉野温泉
道を少し戻り、西吉野温泉へ。
ここは大学時代、授業をサボって友達連れて行った場所。
午後6時までという制限のためか、あまり混雑なく入れる。
ちなみに、大学時代は素っ裸で写真撮影回をした記憶が、鮮明に残ってる。

【野宿】
2泊目は、こいのぼりのある河川敷に車で降り、人目のつかない場所へ。
本当は雨が降り出しそうなので、宿に泊まろうかギリギリまで迷った。
が、これだけ野宿グッズあるんだから、もったいないと思って。

案の定、食事を終えたころに雨。
本降りになる前にテントを張り、ことなきをえた。
テントから聞こえる雨音も、なかなかオツなものである。


一見、さわやかに終わったような2日目。
本当は、晩飯にカレー食べ過ぎて、吐きそうな気分をおさえるのが精一杯だった・・・