キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

奈良・和歌山 野宿ドライブ【1日目】

今さらながら、GWのお話。
レンタカーを借り、2泊3日でドライブしてました。
高速は使わず、おもに奈良の奥地。
宿は野宿。

以降、1日ずつにわけて、備忘録。


【Go to 天川村
1日目の目的地は、天川村
仕事が忙しいときなどに、有給を使って必ず行く場所。
具体的に何がよいとかわからないが、とにかく行くと落ち着く。

大きな交通渋滞には巻き込まれなかったものの、村に到着したのは午後2時過ぎ。
奈良の山をえんえん上りきったところにあらわれる、不思議な集落である。

【洞川ごろごろ水】
野宿に使うために、湧き水を汲みに。
かつて湧き水汲みを趣味をしていたころに、いちばんうまい水と認定した水。

ここの湧き水は、駐車場が有料。
今までなかった、駐車場入り口に料金所ができていたり、汲み場所となるパイプがかなり延長されているなど、繁盛ぶりがうかがえる。
汲みついでにコップで水を飲んだが、あいかわらずめちゃくちゃうまい!

天河神社
「芸の神様」が祭られる神社。
かつてモトクロス関係の方の、結婚式が行われたさいに来た場所。
そのころは化け物が描かれたヘビメタTシャツを着て参加し、「神への冒涜か」と指摘された。

通常にお参りするには、なんとも地味な場所である。
が、神殿前にある能の舞台は他の神社にはないものであり、何かしら神聖に感じる。

天の川温泉
温泉好きで、いろんな温泉を行ったことがあるが、いちばん好きな場所。
行くと駐車場はほぼ満車、しかも温泉入るのに20分待ち。
テレビで紹介でもされたのだろうか、ここがこんなに混みあうなんて、はじめてである。

浴室は、ほぼ満員状態。
お湯は水素くさく、かつてのヌルヌル感が薄れている。
あれっ?

観光地化してしまったのだろうか、なんか温泉としてのクオリティが、低くなった感じ。
人がいない地味さと、お湯のヌルヌル感がたまらなく好きだったのに。

【野宿】
村の名前にもなっている、天川沿いに走る。
川沿いにはいくつものキャンプ場があり、いずれも満員状態。
野宿するために、川に降りれるポイントを探すが、なかなか見つからない。

ようやく1箇所見つかり、場所を確保。
目の前に川があるが、流れがない。
10分おきに、酸欠の魚がボチャンと水面を鳴らす。
この音は、夜中聞くとなんとも不気味である。


こんな感じで、何のトラブルもなく1日目終了。
テーブル・イス・ランタン・クーラーボックスなどなど、自転車旅などではありえない持ち物を使えることが、何よりうれしい。
車旅も、なかなか楽しいものである。