キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

「電動キックボード免許不要」に思うこと

電動キックボードが、免許不要で乗れることが決定した。
ヘルメットの着用も任意だそうな。


正直なところ、電動キックボードには乗る予定も興味もないので、自身の日常にはほぼ関係のないことである。
しかしながら、「キックボード旅人」と称している身分だし、ここはカッコつけて何かしらのコメントをしておきたい。

 


危ないですよ、ホンマに。
基本的にキックボードは、車輪が小さい。
だからほんのちょっとした段差でも、転んでしまう。


キックボードブームの前身で「ローラースルーGoGo」というものが流行った際、死亡事故が相次いで販売停止になったことがある。
小型の折りたたみ自転車が流行ったこともあったが、こちらも車輪が小さいせいで転倒が相次ぎ、すぐさまブームが去ったことがある。
車輪の小さな乗り物の末路が、事故が増えまくるという歴史を踏んでいる。


世間でも懸念の的になっているけれど、交通ルールが徹底されていないというのが何より怖い。
自転車ですら、車道を逆走している人をかなり見るというのに。


他には、公道走行の基準に満たない車輌が乱立するリスクだったり、日本の交通事情に合ってなかったり。
とにかく懸念するべきことばかりだ。

 


まだ法律もグラグラしている状況だし、定着する前にさっさと見直していただきたいと心から願う。
絶対に交通事故の犠牲者増えるから。
絶対に!

リニューアル?ファッション ~その3~

まさか服を買う話だけで、日記を3回に分けるとは。
すっかり興味が失せているところでしょうけれど、もう少しだけお付き合いを。

 


もう1軒、どこかで服をコーデしてもらおう。
イオンの数ある服屋を巡るが、服屋の種類の多さに気がつく。
何店か寄ってみたが店員さんが近くにいなかったりして、ようやくある1軒にたどり着く。
大きく商品点数の多い店で、店員さんも「ごらんくださいませ~↑」と大きく独特の発声で客引きをしている。


先ほど店員に声をかけた経験もあって、ここでは5分の躊躇(ちゅうちょ)で店員を呼ぶことに成功。
またしても女性店員さんだ。
先ほどの店舗は経験が浅く若い印象だったが、一方でこちらはベテランな感じ。


同じく服のリクエストを投げると、利用シーンや好みなどいろいろ聞き出してくれる。
さすがはベテラン。
それでも、やはり点数の多い服からぱっとコーデを選ぶのは難しいらしく、選定に時間がかかる。
そんな状態なのに「とりあえず買う買わないは別として、2種類のコーデ作りますね」と抱き合わせ商法を仕掛けてくる。
さすがはベテラン。


相変わらずズボンがパッツパツで、サイズを変えたり種類を変えたりで、10本は試し履きしたかな?
結局進められるまま、2種類のコーデを仕立てていただいた。

 


2軒とも共通して言えるのだが、店員さんに対して本当に申し訳ないという気持ちが強かった。
何度「すいません」という言葉が出たことか。


あと、いろいろ服を選びながら解説してくれることがありがたかった。
と同時に、やはり知識不足だなと痛感した。
色を合わせるだけでもコツがあるのだが、それ以外に質感であったりサイズ感であったり。
こういうのって、ファッション誌とか読んだらつく知識なのかな?
過去に取得した「ファッションコーディネート色彩能力検定2級」の資格って、何だったんだろうか。

 


そんなこんなで3種類のコーデが仕上がったが、今持っているアメカジとどう使い分けようか。
とりあえず、新コーデが仕事用、アメカジが休日用みたいな感じかな?


新しい僕のスタイルを見て、さぞかし笑ってくださいませ。

リニューアル?ファッション ~その2~

服屋でトータルコーディネートをお願いするべく、店員さんに声をかけたつづき。


「あのっ、服の上下見繕ってもらえますか?」
勇気をふり絞り、懸命の作り笑顔で声をかけた。
「あっ、いいですよ~」
何の抵抗もない感じで店員さんから返され、今までの不安な気持ちは何だったのだろうとためらった自分を悔いる。

ちなみに男性2人・女性1人の店員さんがいたが、僕が声をかけたのは女性。
ナンパな意味合いではない。
これはかつて美容師さんに、「スタッフ指名するなら女性のほうがいいですよ、異性が好むスタイルにしてくれるから」と言われたアドバイスを受けてのことだ。
それでいうと、ある意味ではナンパな意味合いと言えるかもしれないが。


基本的には自分の意見を出さず完全にお任せ、というスタンスをとるつもりだった。
が、さすがにそれだと選ぶ側も困るだろうから、いくつか条件を出した。
・半袖に長シャツをはおる感じ
・普段デニムとチノパンなので、それ以外のズボン
・普段アメカジなので、それとはちょっと違うように

これでもまだ選択肢は広く、店員さんもあれこれアイテムを持ってきては首をかしげ、いろいろ組み合わせを変えながら選んでくれる。
もっとパパッと決めてくれるのかと思っていたので、意外であった。

こんな見ず知らずのオッサンのために真剣に悩んでもらって、ただただ申し訳なく感じる。
一般的には、店員さんやしそれが仕事だろうとなるんだろうけれど。


体感的に20分くらいかな?
ようやくコーデが決まったところで、試着。

ズボンが小さい・・・
規格外に太いモモが、ズボンをジャージのように感じさせる。
これがあるから、普通の服屋で買うのがイヤなのだ。
だからこそ、サイズのバリエーションが多いデニムやチノパンばかり履いていたのだ。


そんな状態でも、店員さんは別のものを持ってきてくれる。
「男性スタッフとも相談して、これ持ってきました」
何だかもう、店舗一眼になってがんばってくれているようで申し訳ない。

かくして、自分らしからぬコーディネートが完成。
まったく値札を見なかったが、レジで提示された金額もそう高いものではなく満足。


そして調子をこいて、もう1軒まわることにした。


つづく。

リニューアル?ファッション ~その1~

土曜は特に予定がなく、バイクでブラブラと散策した。
いろいろと回って最後にたどり着いたのが、イオンモール四条畷
ひとりでイオンモールに来るのは久しぶりである。


何げなく寄ってみたのだが、ブラつきながら先日自分で書いた日記を思い出した。
そうだ、服屋へ行こう。
自分のファッションセンスが絶望的だと再認識したので、服屋さんで完全コーデを任せてみるという試みを、やってみることにした。

 


しかしいざお店に入ると、なかなか店員さんに声がかけられない。
「僕ダサいんです!」と白状するような気持ちになるし、店員さんがみんな年下だし。
そもそも、トータルコーディネートを頼んでいる客って見たことないので、そんなんやってええのん?とも思えるし。


妙なプライドとしょうもない不安、そして内向的な性格が邪魔をして、なかなか声がかけられない。
自分で服を選んでいるふうを装って店内を散策しつつ、目の前にすれ違う店員を何度もスルーする。
アメ村なんかで執拗に話しかけてくる鬱陶(うっとう)しい店員が、これほど恋しく感じるなんて。

 


15分くらいは経過しただろうか。
さすがに時間がもったいなすぎる。
声かけるならかける、諦めるなら諦める、を決めなければいけない。
そう思った矢先、正面に店員さんが歩いてきた。


ここだ!
「あのっ、服の上下見繕ってもらえますか?」

 


つづく。

奈良廃墟めぐり ~その6~

レトロなおもちゃに圧倒された、つづき。

 


【Minca465】
すでに正午を過ぎていたので、ランチをいただきに向かったのが「Minca465」。
何でもドライカレーがいただけるというお店らしい。


カフェのような外観のお店で、駐車場の場所を尋ねると、ついでに軽くお店の案内をしてくれた。
まず家屋の外にいくつかの旧車と、それを格納する手作りの車庫。
車庫は手作りらしい。


そしていよいよ店内だが、所狭しとレトロ雑貨の数!
古民家を改装したらしいのだが、間取りがめちゃくちゃ広い。
どんどん奥へと案内されるのだが、とにかく奥までが長い。

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途中、小部屋みたいな形でブースがいくつも分かれており、ブースごとにテーマが異なる。
どうやら各ブースは、別々の人が出展しているらしい。
いずれも本当にレトロ雑貨の点数が多く、軽く見たつもりだがそれでもなかなかの時間が経過した。

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そろそろ昼食をいただきたい。
飲食店ブースがあったので聞いてみると、残念ながら焼きカレーは置いていない。
たこ焼きとかうどんとか、いわゆる軽食のみである。
どうやら、ネットで掲載されていた焼きカレーは今はやっていないようだ。
せっかくだしたこ焼きを注文したが、30分近く待たされた。
思わぬタイムロスだが、まさかキャンセルするわけにもいかず、しぶしぶ受け入れた。
意外にも、たこ焼き自体はおいしかった。

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【その後】
たこ焼きでは物足りないので、近くのうどん屋で改めてちゃんとした昼食をいただく。
その後、散策スポットへ移動するには中途半端だったので、解散することになった。

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【総括】
本当に情けなく、申し訳ない。
二日酔いになるなんて。
2日目の日記を普通に書いてはいるが、散策中はずっと二日酔いの気持ち悪さに襲われていた。
いつも以上に発言も少ないし、話をふられたときもたいした返答ができていなかった。


散策については、3軒中廃墟が1軒だが、廃墟が近場にあちこちあったわけではなく、これは仕方がない。
残り2軒がジャンル的に同じテイストだったので、連続して行くところではなかったな。
ヒマつぶしに別途、ひとりで訪問はアリかなとは思った。

奈良廃墟めぐり ~その5~

久しぶりの廃墟散策をした、つづき。

 


【アトンおもちゃ館】
廃墟の散策後に向かったのは、「アトンおもちゃ館」。
ここは廃墟ではなく、レトロなおもちゃがたくさんあるという場所である。
片田舎の住宅地の一角にあり、道が細くてあつし君カーでは通れない。
近くのスポーツ施設に車を停め、徒歩で向かう。


古民家の壁にはボンカレーオロナミンCのような看板があり、門をくぐると庭先にレトロな道具が並ぶ。
そして玄関を開けると、右に左におもちゃの数々。
玄関から少し進むと、部屋の奥にもぎっしり並んでいる。

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確かに商品点数は多いが、まさかこれだけ・・・?
と思っていると、玄関左側にも部屋があるということで案内される。


うわっ!
先ほどよりも広い部屋に、さらにおもちゃがぎっしり!
しかも、ジャンルごと・年代ごとに並べられている。

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これはすごい・・・
かつて伊豆なんかで同じようなテーマの博物館に寄ったことがあるが、比ではない量。
1つ1つはとても見ていられず、自分の好きなアニメだったり、昔持っていたおもちゃなどをついつい探してしまう。


いや~、これは満足満足。
「2階もありますんで」
・・・えっ?
ウソでしょ?


2階に上がると、これまたえげつない量のグッズがある。
1階と違って、おもちゃというよりレトログッズが揃っている。
ジャンルも広く、個人的にはビールの空き缶・空き瓶に興奮した。
ビール検定の勉強時、「こんな歴史もあったんだよ」と古い過去として書かれていた実物があるもんだから。
宝酒造さんが一時期だけ販売していたビールの瓶に、まさか対面できるなんて!

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いや~、これは1人だったら何時間いただろうか?
入場料300円を、はじめは高い?と感じていたが、これだけ興奮できたら安いものである。

 


つづく。

奈良廃墟めぐり ~その4~

居酒屋で泥酔してしまった、つづき。

 


【2日目朝】
尿意とともに目覚めたのは、午前8時。
なぜかズボンを脱いでいて、どこにあるのかわからない。
トイレは室内にないので、慌てて上着を腰に巻いてトイレに駆け込む。


部屋に戻ってもうひと眠り・・・とはいかず、どうやらちょうど午前8時がみんなで打ち合わせていた起床時間だったらしい。
そのまま目覚めて、ロビーで朝食をいただく。


ちなみに宿はゲストハウスで、部屋も広めだしロビーは快適。
次回もゲストハウスで泊まるのもいいなあ、と互いに交わす。

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【テーマパークY】
チェックアウト後、真っ先に目指したのは「テーマパークY」。
2005年に閉鎖されたというこの場所は、2010年に期間限定で復活したという記録もあるが、定かではない。


広めの駐車場の奥には長い石段があり、その先には円柱形の建物がある。
建物内には、コインを入れるとゆっくり走る子ども用の遊具が何機もある。
年季は入っているものの、メンテさえすれば動きそうな雰囲気がある。

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さらにはインラインスケートや、変わり種自転車などもある。
残像物の多さや新しさは、他の廃墟ではなかなかお目にかかれない。
もしかすると、復活しようと思えば復活できるのではないだろうか。

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外には、「サイクルUFO」という、足こぎ式で高所のレールを走れるアトラクションが残る。
これがこの廃墟の中でも、いちばん見栄えがするものだ。

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レールの下には、すでに雑草で自然と同化しつつあるゴーカート場と、その奥にプール。
テーマパークとはいえ、観覧車やメリーゴーランドなどの類はないようだ。

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思っていたより新しく、大きめの残留物が少なかったためか、当初の期待よりはやや下回る満足度。
ではあるが、やはり廃墟散策はいいなあと心から思う。

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つづく。