キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

リニューアル?ファッション ~その2~

服屋でトータルコーディネートをお願いするべく、店員さんに声をかけたつづき。


「あのっ、服の上下見繕ってもらえますか?」
勇気をふり絞り、懸命の作り笑顔で声をかけた。
「あっ、いいですよ~」
何の抵抗もない感じで店員さんから返され、今までの不安な気持ちは何だったのだろうとためらった自分を悔いる。

ちなみに男性2人・女性1人の店員さんがいたが、僕が声をかけたのは女性。
ナンパな意味合いではない。
これはかつて美容師さんに、「スタッフ指名するなら女性のほうがいいですよ、異性が好むスタイルにしてくれるから」と言われたアドバイスを受けてのことだ。
それでいうと、ある意味ではナンパな意味合いと言えるかもしれないが。


基本的には自分の意見を出さず完全にお任せ、というスタンスをとるつもりだった。
が、さすがにそれだと選ぶ側も困るだろうから、いくつか条件を出した。
・半袖に長シャツをはおる感じ
・普段デニムとチノパンなので、それ以外のズボン
・普段アメカジなので、それとはちょっと違うように

これでもまだ選択肢は広く、店員さんもあれこれアイテムを持ってきては首をかしげ、いろいろ組み合わせを変えながら選んでくれる。
もっとパパッと決めてくれるのかと思っていたので、意外であった。

こんな見ず知らずのオッサンのために真剣に悩んでもらって、ただただ申し訳なく感じる。
一般的には、店員さんやしそれが仕事だろうとなるんだろうけれど。


体感的に20分くらいかな?
ようやくコーデが決まったところで、試着。

ズボンが小さい・・・
規格外に太いモモが、ズボンをジャージのように感じさせる。
これがあるから、普通の服屋で買うのがイヤなのだ。
だからこそ、サイズのバリエーションが多いデニムやチノパンばかり履いていたのだ。


そんな状態でも、店員さんは別のものを持ってきてくれる。
「男性スタッフとも相談して、これ持ってきました」
何だかもう、店舗一眼になってがんばってくれているようで申し訳ない。

かくして、自分らしからぬコーディネートが完成。
まったく値札を見なかったが、レジで提示された金額もそう高いものではなく満足。


そして調子をこいて、もう1軒まわることにした。


つづく。