キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

冬なりの旅準備

昼休み以外に外出できないデスクワーカーにとって、年に一度の健康診断は楽しみなものである。
診断待ちの合間に備え、ポケットには文庫本を携えて、昼過ぎに会社を出る。
快晴ではないものの、平日なのに空を仰げることにしあわせを感じる。


ちなみに本の内容は、旅モノ。
いつも会社帰りに読んでいるのだが、昼間に読むと旅の臨場感が際立つことに気がついた。
読む時間や環境によって、これほどまでに感じ方が変わるものか!

 


冬は旅を休んでしまっているが、すっかり旅の情熱が再燃しはじめた。
といっても、やはりこう寒いと外出したくはない。


旅に出かけることだけが情熱を満たす手段ではない。
特に僕の場合、「旅に出る」の後に「旅をWebに公開する」をして、はじめて旅が完結する。


そういう意味では、度々くり返して書いているとおり、まだWebサイトにアップできていない旅を仕上げることが急務である。
旅に出ない今だからこそ、そこに注力するべきだ。


休みの日に部屋にこもっていると、晴れた空を見ては「もったいない」と感じてしまうが、慌ててはいけない。
気候のよい時期に新しい旅をたくさん楽しむために、今は自分の旅を「完結」させることが必要な時期なのだ。

 


ちょっといろいろ心の乱れがあったけれど、改めて自分の大事なものに気づくことができた。
少し足を止めてしまっていたが、再び進まなくては。

東京・千葉ブラ妄想

あまり先の話をするのは好きでないが、年に1度の東京出張が、2か月後に迫っている。
いつも直前になって「翌日のフリータイムは何しよう?」と考えてしまうので、ちょっと早めに考えておきたい。


東京と言っておきながら、今回は千葉である。
東京はひととおりまわったしなぁ、という悩みもこれで解消だ。
と思ったが、そもそも千葉で楽しめる場所っていうのがまったく思い浮かばない。


とりあえず今考えているのは、10年前に住んでいた西葛西の宿に泊まること。
まず土曜の夜は、久しぶりの西葛西で飲もうかと。
ただ、当時の飲み仲間は散り散りになっているだろうし、連絡もとっていないので誘いづらい。
ひとり飲みになってしまうのが悲しいところだ。
まあ、夜の雰囲気の変化とか、お店の変化とかは楽しめるかな?


で、翌日がまったくノープラン。
西葛西は千葉のすぐ近くなので、千葉へも行ける。
船橋あたりへ行けば、ひさびさの賭場めぐりとかで楽しめそうだ。
もしくは、ひらすら葛西界隈をブラブラして、これまた変化を楽しむとか。


というところまでは思いつくのだが、何かもうひとひねりないかなぁ?
10年前の変化を見るってだけで、果たして満足できるんかなぁ?


う~む、何かないものか。
まだまだ時間はあるので、いろいろ考えてみよう。

ダラダラ週末と思ったことアレコレ

ビットコインばりの落ち込み具合を呈するココロは、依然回復していない。
このやる気なし状態のまま週末を迎えるのは、かなりツライなあ。
と思っていた矢先、甥っ子が家に遊びに来た。


バカ話して、スーパーファミコンして、DVD見てと、他愛ない時間を過ごしたわけだが、遊んでいる最中は気が紛れる。
実にありがたい存在である。


ただ気をつけないといけないのが、距離感だ。
ついつい仲間意識が強まるあまり、競馬だの株だのを教えたいなあ、という欲望がジワジワとわいてくるのだ。
もちろん、両親の了承もなく教えることはないけど。


公営ギャンブルについては、未成年のころ僕自身が父親に教えてもらった経緯があるので、子どもに教えることにあまり抵抗ないんだろうな。
まあ、たまたま僕が小心者だから大賭けせずいいわけだが、甥っ子がとんでもないギャンブラーになって身を滅ぼしたらエラいことやしね。

 


少し話は飛躍するが、株は若いうちに経験しておいたほうがいいと思う。
相場という特性をしっかり勉強しておけば、少なくともビットコインの暴落で身を滅ぼすこともないだろうし、仮想通貨にひそむリスクの高さにも十分気がつけるはずだ。


いや、だからといって僕が株でウハウハ儲かっているわけでもないけれどね。
「株で財産を築き上げる!」ということが、少なくとも一般のサラリーマンにとって難しいかということを、身を持って痛感したことはいい経験だと思うけど。
小学校でプログラミングが教育課程に組み込まれる風潮だが、ファイナンスも何らかの形で組み込まれないものだろうか。

 


なんだか今の不調ぶりを露呈するような、話が迷走しまくった日記になってもうたな。
たまにはこんな文章書くのも、いいだろう。

ラグジュアリー酒宴

我が家には「バランタイン30年」という、ちょっとイカツいお酒がある。
ただ、封を開けてからあまり飲んでいない。
もったいなくて、なかなか飲む機会がないのだ。


同じような思いをしている人って、いるんじゃないかなあ?
もったいない、飲む機会がない、量があって飲みきれない、など。


そこで!
「ラグジュアリー酒宴」を開催する!


・・・という妄想が頭をよぎった。
いつも思いつきでごめん。

 


場所は誰かの家とかが理想だが、「持ち込みOK!」というお店のほうが気兼ねなくいいかな。


参加資格は、次の条件を1つでも満たすもの。
(イ)高い酒・珍しい酒を持ってこられる
(ロ)高い肴・珍しい肴を持ってこられる
(ハ)(イ)・(ロ)に興味あるが満たせないので、それに相応するモノを提供できる


(イ)を満たせるだろうって人は、僕の飲み仲間で3~4人は思い当たる。
そう、アナタですよ。
そのジャパニーズ・ウイスキーとか、アイラ・モルトとか、アイスワインとか、日本酒とかですよ。
もちろん金額的にバラつきは出てくるけれど、それに対する不平不満は一切ナシってのも条件にしたい。
まぁ、そこに文句言うような人とはお付き合いしていないけれど。
(ハ)はもう一歩煮詰める必要があるんで、要相談になるかな。

 


近いうち会う人には話をあげようとも思っているけれど、興味があればぜひともお声がけくださいませ♪

無題 ~底~

人生にバイオリズムがあるとかないとか、諸説ある。
あまりスピリチュアルなことは嫌いなタチなので、基本的には信じないようにしている。
しかし今までの経験上、やはり好調なときと不調なときの波は実際あるわけで、必ずしも否定できない。

 

肯定するとしたなら、ここ最近は間違いなく「底」である。
先日書いたとおり、先週から何をする気にもなれない脱力感に襲われている。
また今日に至っては、仕事場で信じられないくらいのモラハラを受け、仕事の気力すら奪われた。

まさかと思い、試しにネットでバイオリズムを調べてみたら・・・
驚くことに、複数のサイトで診断して、いずれも波の底辺であった。
マジか!

 

ここは潔くバイオリズムを信じるとして、さてどうやったら回復できるだろう。
何もせずおとなしくじっとする、という考えもあれば、いろいろ動いて好調を呼ぶ、という考えもある。
個人的には後者で動きたいところだが、いかんせん何か動こうという気力がないわけで、何もしようがない。
とりあえず嵐を待って、いずれ来る好調の波に挽回するしかないのだろうか。

 

などと、たまにはこんなウジウジした日記を書いてみたくなった。
とりあえず、今日は早めに寝よう。

伏見飲み!~後編~

つづき。

 


ビールが空き、いよいよ日本酒。
こちらも種類が多くて迷う。
17蔵の利き酒セットというのが名物だそうだが、種類が多すぎると1種ずつを集中して楽しめない気がしたので、パス。
逆に、酒蔵近くだからこそ飲めるものがいいと判断し、生酒・原酒をチョイス。
これが10種類以上揃っているのだから、たまらない。


言わずもがなだが、外れナシ。
日本酒といえば産地で選びがちだが、同じ産地でも違った味わいを楽しめるし、鮮度の高い日本酒のうまさを感じられる。
肴は先ほどパスした干物の炙りだが、どうしてこうも日本酒と相性がいいのだろう。
他にも日本酒にあう珍味が充実しており、ちまちまといただく。


日本酒ばかりで泥酔するかと思っていたが、席にはお水が用意されており、見事に酔いを中和してくれる。
いわゆる「和らぎ水」というものだ。
日本酒の仕込みにも使われているお水だそうだが、確かにまろやかで飲みやすい。

 

f:id:kickboy:20180123231226j:plain

f:id:kickboy:20180123231231j:plain

f:id:kickboy:20180123231236j:plain


話題は近況報告など。
徒歩くんとは特に共通の趣味があるわけでなく、職種も異なっている。
前職が同じだとはいえ、部署がまったく違っており、こうして何年も飲みに行くことが続くって、実に不思議なことだ。
ということを、つくづく共感していた。

 


ひととおり飲み終えたのは、午後10時過ぎ。
まだ帰るには時間が早いので、バーへ寄ることにした。
土地勘がないのでスマホで探し、商店街から少し外れた場所にある「Silver moon」へ。
カウンターに洋酒の瓶がずらっと並び、お店全体がやわらかな光で包まれ、店員さんはタキシード。
まさに本格的なバーである。


メニューも豊富で、スコッチも数多く揃っている。
メニューにないボトルもあるというのがありがたい。
まだまだスコッチ初心者ながら、こういう場所でしか飲めない珍しい種類をいただき、まったりとした時間を過ごす。

 

 

そんなこんなで終電となり、まっすぐ帰宅。
いつもなら最後に地元のバーへ、と流れるのだが、残念ながらバーが閉まってしまったのだ。
まあ、さすがに強いお酒ばかり飲んでいたので、これ以上飲みたいとは思わなかったが。

 

f:id:kickboy:20180123231311j:plain

伏見飲み!~前編~

正月の暴飲暴食で内臓が疲れてしまったためか、2週間ほどお酒が飲めなかった。
そんな矢先に日本酒を大量に飲むのは自殺行為に近いが、今年一発目の外飲みとしては非常によいインパクトである。


先週金曜は仕事明けに京都・伏見へ。
伏見といえば京都屈指の酒処で、数多くの蔵元が集まる。
地酒を楽しめるお店はいくつかあるのだが、より多くの蔵元の酒を楽しめる「伏水酒蔵小路」へと足を運んだ。


なんか偉そうなこと言っているが、お店は徒歩くんがチョイスしてくれ、予約までしてくれた。
僕から誘っておきながら、実に申し訳ないかぎりである。


「伏水酒蔵小路」は1つの大きなテナントに8つの店舗で形成された、いわゆる屋台村形式のお店群である。
どの席に座っていても他の店舗の料理を注文できるので、実質メニュー数が豊富だ。

 

f:id:kickboy:20180122224021j:plain


目の前に多くの一升瓶がライトアップされたカウンターに着席。
いきなり日本酒はキツいので、まずはビールから。
京都の地ビールも揃っているというところがシブい。


「京都クラシック レッドエール」は、地酒に力を入れている黄桜で製造されている。
名前のとおり赤みを帯びており、やや深みのあるコクと華やかな香りが口の中に広がる。
それを花柄のついた冷酒グラスでいただけるというのが、何とも粋である。


食事はメニューの多さが仇となり、少し悩む。
干物の炙りが充実していてうまそうだが、ビールのアテにはもったいない。
とりあえずでお造り・天ぷら・串カツの盛り合わせをいただく。
いずれも味は上品でうまい。

 

f:id:kickboy:20180122224030j:plain


さていよいよ、というところで恐縮だが、つづく。