キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

冬なりの旅準備

昼休み以外に外出できないデスクワーカーにとって、年に一度の健康診断は楽しみなものである。
診断待ちの合間に備え、ポケットには文庫本を携えて、昼過ぎに会社を出る。
快晴ではないものの、平日なのに空を仰げることにしあわせを感じる。


ちなみに本の内容は、旅モノ。
いつも会社帰りに読んでいるのだが、昼間に読むと旅の臨場感が際立つことに気がついた。
読む時間や環境によって、これほどまでに感じ方が変わるものか!

 


冬は旅を休んでしまっているが、すっかり旅の情熱が再燃しはじめた。
といっても、やはりこう寒いと外出したくはない。


旅に出かけることだけが情熱を満たす手段ではない。
特に僕の場合、「旅に出る」の後に「旅をWebに公開する」をして、はじめて旅が完結する。


そういう意味では、度々くり返して書いているとおり、まだWebサイトにアップできていない旅を仕上げることが急務である。
旅に出ない今だからこそ、そこに注力するべきだ。


休みの日に部屋にこもっていると、晴れた空を見ては「もったいない」と感じてしまうが、慌ててはいけない。
気候のよい時期に新しい旅をたくさん楽しむために、今は自分の旅を「完結」させることが必要な時期なのだ。

 


ちょっといろいろ心の乱れがあったけれど、改めて自分の大事なものに気づくことができた。
少し足を止めてしまっていたが、再び進まなくては。