キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

祈りの滝

9月に奈良・洞川の「ごろごろ水」をくみに行ってからというもの、我が家の飲料水は、もっぱら「湧水」となっている。
前回、京都でくんだ水も尽きたので、日曜日は別のスポットを探し、くみに行くことに。

場所は、奈良県御所市と大阪府千早赤阪村との県境にある、「水越峠」というところ。
国道309号線という道があり、そこにトンネルがあるのだが、トンネルができる前の旧道と思われる細い道を進む。
すると、ぽっかりと道の広がった場所がある。

すでに車は3台停まっており、給水待ち。
だいぶ前だが、以前にもここに来たことがあり、前はもっと行列があった。

道の少し奥手に、「祈りの滝」なるものがある。
そういえば、以前ここで、女の人が2人で霊視をしていたのを思い出す。
そのせいか、滝の前に立つと、あまり長居したくないような、ちょっと愉快ではない気分になる。
のちにネットで調べると、やはりここは心霊スポットとして有名らしい。

さておき。
待ち時間中、常連らしいおっちゃんと話をしながら、寒空の中をひたすら待機。

で、やっと順番がまわってくる。
一本の管が上からたれ下がっており、そこから水が落ちてくるというもの。

面白いのが、水の勢い。
ドバッと10リットルのポリタンクを1分足らずで満したかと思えば、2~3分水が止まったりする。
大地の鼓動を感じる、といえばおおげさだが、人工的なポンプとはぜんぜん違った趣を感じる。

これで、半日以上がつぶれることと燃費を考えると、経済的と呼べるのかどうかは、わからない。
ただ少なくとも、昔っから湧水くみは趣味だったので、それを復活させたと思えば、楽しみが1つ増えたといえるだろう。

次回は、年が明けて1月下旬ごろかな?
もっとネットを調べて、「ごろごろ水」にひけをとらない、名水を探してやりたい。