溺れそうになった。
今週に入り、ほぼ毎日である。
ここのところノドの調子が悪いのと、まわりにインフルエンザがみるみる蔓延していることを受け、先週末にうがい薬を買った。
言わずもがな、カバのアレである。
職業柄なのか、メーカが推奨しているうがい方法を、しっかりと確認。
すると、意外な事実が発覚した。
なんでも、うがいは3回にわけて行わなければならないらしい。
（1）軽く口をゆすぐ。
（2）15秒ガラガラ。
（3）15秒ガラガラ。
まぁ（1）がうがいではないことはさておき、（2）（3）の15秒というのが、クセモノ。
だいたい、人が息を止めて、40秒くらいは持つ。
しかしそれは「今から息止めます」という気構えがあり、じゅうぶん息を吸い込んだ状態でのこと。
さらに息を吐きながらとなると、これがなかなかしんどいのだ。
つまり、うがいをはじめかけて「しまった15秒やった！」と思い出したときは、時すでに遅し。
肺に残るMAX値の半分くらいの息を、15秒も吐き続けなければいけないのだ。
いったん鼻で息すればいいと思いきや、口を開けた状態だとうがい薬がノドに入りそうだし、口を閉じようにも液体がかなり泡だっているので閉じられない。
そんなこんなで、毎日死に物狂いでノドをケアしているのである。
