キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

おやまぶ高御位山

もはや、見捨てられてしまったのでは?
というくらい音沙汰のなかった、会社の登山部から、お誘いのメールがあった。
台風一過の先週土曜日、何とか天気は持ち直し、無事決行となった。

場所は、加古川の「高御位山」という場所。
片道で2時間近い小旅行を経て、メンバーと合流。
男女6名、早速山へ。

山そのものはそう高くなく、ふもとから道が見えるような場所。
で、コースもいくつかある模様。
そのうち、3つの丘をアップダウンするルートをとる。


一発目の丘から、いきなり急勾配。
出発して5分もしないうちに、休憩したくなるほど。

中でも印象的なのが、むき出しになった岩場。
でっかい一枚岩をひたすら登る、という箇所が、いくつも点在しているのだ。
場所によっては滑りやすくなっており、一度転げるとつかまる手がかりもないため、地味にけっこう危険である。

その他、生い茂った草地を抜けたりもするが、基本は日陰がない。
クソ暑い気候で、ただただ体力を奪われる。
全体的に、勾配がきつめなので、けっこうナメてると痛い目にあってしまう。


3つ目の山を登りきったところで、お昼休憩。
ここが、ここらの山で最高峰。
300mそこらながら、展望がすばらしい。
汗ダクになって苦労して歩いた、という達成感も手伝ってのことだろう。

人工物のないコース途中とはうらはらに、頂上には神社がある。
登りきって休憩するには、この上ない休憩場所である。
皆で写真をとりあったり、通りすがりのノリのいいカップルに、写真をお願いしたり。
けっこう山頂では、キャッキャはしゃぎながら過ごした。


下りは、30分くらいだろうか。
一本道、といえば単純に聞こえるが、こいつもまた急勾配で、体力をがっつり奪われる。
最後の最後まで楽しませてくれる、最高の山である。


という感じで、会社ではほぼ接点のない方々とのふれ合いも、回を重ねるごとに輪になじんでいるような。
次回の計画もすでにあがっているみたいで、今からもう楽しみで仕方がない。