キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

地元同窓忘年会

以前から、気にはなっていた。
しかし近くにあるからこそ、なかなか足を運ぶことはなかった。
そして今年、ようやくその重い腰をあげ、「山ナリエ」へ行ってきた。


「山ナリエ」とは、我が地元・交野市に、クリスマス時期限定であらわれる観光スポットである。
名前と時期を聞くと、イルミネーション的なものであることは想像できるだろう。

ただ、他のイルミネーションと違うのが、「住宅地にある」ということ。
つまり、住宅地にある家が1件ずつ、それぞれの家周りをデコレーションしているのだ。


車で向かうと、ごていねいに誘導員がたくさんいる。
案内されるのは、広い空き地を利用した駐車場。

そこから歩いてすぐ、道の両側にイルミネーションが輝き、異様な光景を目にする。
前述したとおり、そこがただの住宅地であるからかも知れない。

中には、家の庭まで開放して、庭に個性的なイルミネーションを飾る場所も。
きれいだ、という感想の裏に、「金持ちやなぁ」というねたみの感情も隠しきれない。

ある時間になると、会場の本部となる空き地で、協会が主催したコーラス舞台が生声で歌われる。
イルミネーションのある観光地でも、ここまで芸のあるところは、そうはないのではないだろうか。

さらにイルミネーションのアーチがほどこされた階段を登ると、イルミネーションが見下ろせるだけでなく、夜景までもが眺められる。
つくづく、「金持ちやなぁ」というねたみの感情が増幅する。

ひととおりイルミネーションを見終わってからは、ある1件の住宅へ寄る。
そこには、ウルトラマンを中心とした小さなおもちゃが、ぎっしりガラスケースに展示されている。
何でも、B級スポットとしてそこそこ有名な場所だとか。
まさかここが山ナリエのスポットと重なっているとは。


思っていた以上に楽しめ、とても見応えがあった。
もちろん無料。
来年もまた、足を運んでみたいものである。

ちなみに、次の日になると道がポイ捨てのゴミでいっぱいになるそうな。
見に行くのであれば、そこが住宅街であることを重々承知のうえ、最低限のルールは守っていただきたいものである。

月の中ごろに襲われたウィルス性胃腸炎
早く治るよう治癒に専念したのは、会社のためより、このイベントのためといっても過言ではない。

午後3時に、ゴンタ家へ集合し、ゴンタファミリー・作三ファミリーとともに、忘年会スタート。
2日前に完治した胃腸炎は再発することもなく、ひさしぶりに口にするビールはうまくてたまらない。


今回はこの日のために、久しぶりにベルギービールを収集した。
お気に入りだった激安店がつぶれたとはいえ、集めてみると14種類も入手できた。

あいかわらず、味がわかるのははじめの3杯くらい、あとは味が記憶に残らない。
けれど、ビールでありながら1つずつ個性のある感じは、ベルギービールさまさまである。


夕方からは、鍋をつつきながらさらに飲む。
はじめは敬遠がちだった子どもたちも、いつしか大人に交わり談笑。
独身者としては、癒されつつも、どこか尻を叩かれている感じを覚える。

前回は作三の家で新年会をしたが、途中から記憶を失ってしまった。
が、今回マシだったのは、やはり日本酒を飲まなかったためか。

ただ、子どもらとファミコンして気づいたが、酔いすぎるとスーパーマリオのノコノコが、クッパ以上の強敵となる。
踏んで蹴るって、意外に難しいのね。