横になれば、5秒で眠れるという特技をうらやましがられる。
反面、睡魔に弱くて、極度の夜更かしや早起きがニガテである。
午前3時。
日曜のこんな時間に、起床しなければいけないなんて。
というか、本当に起きれるかが、ただ不安であった。
そんな日曜日、奈良県下市町でモトクロスのレースがあった。
早朝というよりは深夜と呼称したい丑三つ時に、眠気を殺しながらひたすら車を運転する。
意外に眠気は押し殺され、むしろこの時間に運転するという新鮮さを覚える。
他の仲間と合流を経て、会場到着が午前7時前。
こんな時間だというのに、何十台もの車が会場を埋めている。
ちなみにこのレースは、ヴィンテージモトクロスという、古いバイクでモトクロスをするという一風変わったイベントである。
場内にあるバイクは当然古いものばかりで、ヘタすりゃ歴史博物館に並んでいてもおかしくないものがゴロゴロある。
あと、レースという名目で順位をつけてくれるが、原則は順位を競うことが目的ではない。
飽くまで、おのおののマシンでモトクロスする楽しみを堪能することが目的である。
1レースがだいたい10分～15分くらいで、マシンの性能や自分のレベルにあわせ、自由にエントリーできる。
僕が出場したレースと所感は、ひとりよがりなので日記の末尾に記載するとして・・・
コースは、カーブが多く凹凸の少ない、初心者でも楽しめる造り。
乾きすぎず湿りすぎず、めちゃくちゃ絶好のコースコンディション。
朝方は気分がなえていたが、練習走行を1周したときに、一気にテンションアップ！
そしてそして、レースの結果。
何ということでしょう。
見事入賞！
しかも二位！
まさかの表彰台である。
めっちゃくちゃうれしく、あとで見た写真では、一位の人より喜んでいる始末。
手にした盾は、自分でも120円あれば作れるシロモノながら、うれしくて何度も見てはニヤニヤしていた。
まぁ、初心者クラスで、小学生もエントリーしていて、排気量によりハンデもらった事実は、このさい置いといて。
レース後、ジムニーにバイクを積んでいる姿に、tt五九くんがえらく食いついてくれた。
やはりこのよさを、理解してくれる人がいることはうれしい。
ここでまた、ジムニーを買ったことの満足感を再認識。
最後のビンゴ大会＆ジャンケン大会は、ビックリするほど不発。
いつもは、ここで稼ぐのに・・・
何はともあれ、がっつり走れたし、イベントの雰囲気も楽しかったし、最高に楽しい1日を過ごせました♪
以下、レース所感。
【ノービス2（午前）】
参加台数がめちゃくちゃ多いのにビックリ！
コーナーごとに人がたまっているので、なかなかスピード出る。
逆にそれが、慣らし走行としては丁度いい。
リタイア車を除けば、見事に最下位！
【ノービス1（午前）】
スタートで5位についてからは、数台抜かれたり抜かしたり。
初心者クラスということで、とりわけて早いマシンが少なく、めちゃくちゃ走りやすかった。
どこでどのギア使うか、をこのへんで覚える。
【ジュニア（午前）】
ノービス2と同じく、後方で走る。
コーナーに入る前のブレーキングのタイミングをチェックした。
【ノービス1（午後）】
午前のノービス1で3位だったので、終始「勝ち」を意識。
スタートダッシュではトップだったが、マシンパワーが非力のため、第一コーナーまでに数台に抜かれた。
今までにないほど“攻め”の走りで、同じスピードのマシンを果敢に抜いた。
ただ、それがあとから小学生だということを知り、チーム内で「大人げない」と総スカン。
【ジュニア（午後）】
とにかくケガしないよう、ゆっくり走行。
