キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

オトナの泥遊び

日の出とともに目覚め、日の入りとともに寝る。
それが摂理だというなら、大多数の日本人は摂理に反していることとなる。

そしてまた、日の出には早すぎる午前4時30分に目覚め、暗闇をバイクで走る行為も、摂理に反することだと気がつくのであった。


日曜日は、ヴィンテージモトクロスの祭典「ON ANY SANDA」へ参加した。
妙にハイテンションなメンバーがボスの店で集い、一路・三木市へ。

午前7時過ぎに到着すると、すでに多数の参加者が到着している。
時間もさながら、よくもまぁマイナーな趣向と思われるこのジャンルに、こんなにも集まれるものだと感じる。


午前中は、練習走行とレース1つに参加。
いわゆる「レーサー」といわれるタイプの、CRというバイクに初乗車した。

こわっ!
アクセルをあけたときの加速度が、今まで乗ったバイクとは比にならないくらい、強い。
それでいて、車体が軽いため、路面の凹凸が思いっきりマシンに伝わってくる。
とてもスピードが出せたものではなく、完全に「乗せられてる」状態。


ぐったり疲れ果てたまま、午前中は終了。
僕だけやなく、チーム全体がなんだかぐったりしていて、午前最後の「チーム対抗戦」には、まさかの不参加。

昼からは、おもにコースの旗振りなど、イベントのサポート側に尽力。
午後3時ごろ、急激な睡魔に襲われたので、パドックに戻って仮眠をとる。
が、子供らにボールを当てられるわ、頭に葉っぱのっけられるわで、完全におもちゃにされる。

午後に参加しようとしていたレースは、まさかの寝過ごし!
仕方なく、最終レースであるオープンクラスへ参加。
コアでガンガン攻める人らが多いと思いきや、そうでもない。

マシンは今度は、XLで走った。
これはかつて、僕がはじめてモトクロスをしたときに乗ったマシン。
昔は大きくて小回りがきかない、みたいな印象だったが、今はめちゃくちゃ乗りやすい!
何とか早い人らに、はじめの2周はついて行けた。

3周めには、まさかの転倒・・・
減速してカーブした際、ギアが入ってなくて、カッコ悪いこけ方をした。
倒れたこともだが、倒れる際にマシンから離れるという基本ができなかったことが、おおいに反省。
脚がマシンの下敷きになったからね。


かくして、ケガ人もなくイベントは終了。
まさかまさかの、ボスは全レースを欠場。

最後のジャンケン大会では、商品を2回ゲット。
本当はあと1回勝っていたのだが、子供らと遊んでいるスキに、商品を受け取ることができなかった。
昨年の3耐レースから、やたらとジャンケンが強い・・・


言うまでもなく、現在は体中の地味な筋肉が、ヒーヒー言うてます。