キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

悠久!エアビー生活 in すさみ ~その1~

今これを書いているのは、自分の部屋ではない。
自宅よりもずっとずっと遠くの地、はじめて来た場所の、はじめて入った部屋で書いている。


ようやく念願をかなえることができた。
民泊、いわゆるエアビーを使って、遠征に来ているのだ。


場所は和歌山県のすさみ町というところ。
和歌山でもかなり南側で、串本に近い場所である。
土曜から出発して、月曜は有給をとったので、2泊することになる。
相変わらず衝動的に決めたので、1泊5,000未満の宿がここしかなかったのだ。
逆にいえば、1泊5,000未満で1棟貸し切りの宿が関西圏にあったことが、奇跡でしかない。


宿を予約したのは、前日の午後10時。
あと1時間遅ければ予約も受け付けられない、というギリギリのタイミングである。
で、荷物の準備は当日の朝。


午前9時に家を出発し、慣れない高速を飛ばして、3時間後に宿近くのすさみICに到着。
和歌山には高速がないイメージだったが、西側はちゃんと通っているらしく、思った以上に早めに移動になった。
宿近くはお店がまったくないとのことで、IC近くのスーパーで3日分の食糧と酒をしこたま買い込む。
IC近くにランチのお店も少なかったので、ついでに昼食を買って食べる。


それにしても暑い!
だいぶ秋らしい日和が続いてきたと思っていたのに、まだまだ夏を彷彿させる暑さだ。


ICからは山に向かっての細い道を進む。
30分ほど走り、途中で滝に寄り道なんかをしながら、午後2時に宿へ到着。
この時間にチェックインできるというのも、ありがたい話である。


まったくの山の中と思っていたが、意外にも近所には民家がポツポツとある。
とはいえ、ちょうど川の中州みたいな場所なので、大自然を存分に楽しむことができる。


宿にはすでに、ここのオーナーさんであろう年配のご夫婦さんが待っていた。

 


つづく。