キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

年末・岡山と広島ツアー ~その3~

ラーメン屋に商店街と笠岡を満喫した、つづき。

 


【呉の商店街】
すっかり笠岡でご満悦してから、高速で西に進む。
向かう先は、まったく決まっていない。
いくつか廃墟物件はピックアップしていたが、あいにく雨が降ってきたので散策は諦める。
他の場所も候補としてあったが、いまいち「ここ!」という場所がない。
唯一、距離的にもちょうどいいかと思っていた、呉市のレトロ商店街へと向かうことにした。


がしかし、特にナビを設定しているでもなく、気がつけば行き過ぎていた。
遠回りになりながら下道で進むと、途中で不自然な渋滞。
あとで見ると、車が横転しており事故渋滞であった。
年末は事故多いなあ、とぼやきつつ進むこと15分、山道で完全な渋滞。
しかもかなり長蛇で、まったく動く気配がない。
確認こそしていないが、間違いなく事故だろう。
こんな短時間で、2回も事故に遭遇する?


潔くUターンし、まわり道を使って呉の商店街に到着したが、到着した商店街はめちゃくちゃ近代的。
近くにややレトロな雰囲気のアーケードはあったが、お店がほとんど開いておらず、わざわざ来るほどでも、という感じである。


何だこのグダグダ具合は。

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【宮浜温泉】
呉で肩透かしを喰らいつつ、時間的にそれ以上の寄り道が難しく、泣く泣くお宿へ。
向かった先は「宮浜温泉」という温泉地であるが、ナビどおり走るとただただ住宅地を走る?
これ合ってる?と不安になりつつ進むと、突如どでかいホテルが鎮座する。

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客室に露天風呂付きで1泊43,600円は、安いほうだろう。
ホテルはGORIいわく「履き違えた近代ホテル」、全体的にスタイリッシュなのだが、確かに何か取ってつけた感が否めない。
部屋は洋室で広めであるが、お宿というよりどこかしら生活感を覚える。
おそらくであるが、かつてマンションだったのもの居抜きでホテルにしたのではないだろうか。
そう考えると、バルコニーが海側に向いていないこともうなずける。

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夕食はビュッフェ。
食後に部屋で晩酌も考えていたので食べすぎないように!と思っていたのだが、空腹がひどくて結局食べすぎてしまう。
種類は多くしあわせであったが、食後改めて思い返すと、本当においしかったのはお造りくらいだった気がする。


そこからは大浴場で汗を流し、部屋でウダウダ。
案の定おなかがいっぱいなので、あまり酒もつまみも進まない。
それよりも強烈な睡魔に襲われ、日付が変わる前に寝床についた。

 


つづく。