キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

背中メス

背中のイボが痛くて病院に寄ったのが、火曜日。
抗生物質と痛み止めを処方されて律儀に飲んだ。


しかし結果は効果なし。
膿によって皮膚が押し上げられている感覚と痛みがある。


もうダメ、これは無理。
すぐにでも切ってほしかったのだが、病院が金曜まで休みという不条理さ。
仕方なく、土曜日まで待って早速病院へ向かった。

 


医者に痛みが引かない旨を伝え、すぐさまオペ。
血圧を測り、ベッドにうつ伏せのまま少し待って、いよいよ開始。


「ちょっと痛みますよ」と麻酔を打たれる。
痛っ!
ただでさえ注射は嫌いで苦痛なのに、ブスブスと3か所注射器を入れられる。
まあでも、これは避けられない痛みである。


その後すぐ、施術が始まる。
後ろ向きなのでわからないが、感触からしてメスで肌を切開している。


痛っ!
おいおい、麻酔かかってる?
肌が切りつけられている感覚が、もろに伝わってくる。


その後は、イボをボロっと取り出すのかと思いきや、ひたすら膿をしぼり取る作業。
「痛くないですか~?」と何度か声がけされるが、もう悶絶。
「痛い痛い痛い痛い痛い!」と訴えるも、だからといって手をゆるめることはない。
ただでさえ痛い患部を、ぐいぐいと強くつねられるのだから、たまったものではない。
ただ、手を緩められては膿が出切らないので、ひたすらガマン。


実質5分あったかなかったかだが、激痛をひたすら耐える時間はもう大変だった。
施術後も、背中に鈍い痛みがずっと残る。
何なら、病院に来る前よりも痛い。

 


傷が回復するまでは、通院して消毒をしなければいけないらしい。
この痛みがいつ引くのか、すぐに再発しないか。
不安の残るところだが、ひとまずは夏旅までに間に合ってよかったと思っている。
腫れたままだったら、リュックを背負うのもままならなかったし。