キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

悠久の鮮度

久しぶりの有給である今日は、悲しいかな、朝からクソ寒い。
暖かければどこか気晴らしにプチ遠出しようか、とも思っていたが、寒さに弱い性分なのでそれはナシ。

とりあえず1日何をしようか頭をめぐらせながら、朝から洗濯や布団干しなどの家事にいそしむ。
通勤・通学する人を、ボサボサ頭&寝まき姿で見下ろすさまは、何とも新鮮さを感じる。

その後は平日にしかできないもの、と病院めぐりをすることに。

まずは、目医者。
目の表面にしわができる、という現象が1年前からあったため、念のため検査である。

待合で1時間待たされ、いろんな検査された挙げ句の結果が、「異常ないですが」という冷たい医者の言葉。
たま~に痛みすら感じたりするのだが、問題ない、とのこと。
ホンマか?と何度も食い下がるも、診断は変わらず。

時間もさながら、1,990円という診断料は、安心を得る代償としてはちょっと大きい。
が、普段来ない場所で過ごす、ということ自体に、何とも新鮮さを感じる。

その後は、整骨院
いつもとは違うところに、はじめて行く。
鍼に電気を通す、というアクロバティックな施術がいきなりあり、そこからマッサージ。
いつも行っているところとは、まったく違うメニューに、何とも新鮮さを感じる。

お昼は、我が地元が誇るうどんの名店、「楽楽」へ。
平日の午後1時、というのに、軽く15分は待たされるあたりは、さすが。

表面のやわらかさとコシの強さをあわせ持つ麺は、かむほどに小麦の味が口に広がる。
濃い味というわけではないのだが、魚介の味がこれでもかというほど痛烈に刺激するダシは、最後の1滴までしあわせを感じる。
ふだん1時間は待たされるお店に、スンナリ行けることに、何とも新鮮さを感じる。


なるほど、「新鮮さ」を感じることが、リフレッシュにつながるものなのだと痛感した。
ちなみに昼以降は、撮りだめたビデオを見ながら、パソコンをいじりながらと、予定がないときによくやる鮮度のない行動をしていた。
まぁでも、昼寝をしたことが純粋によいリフレッシュ。

お国が有給の取得を奨励しようとしてくれているらしいが、完全消化とまで言わずとも、月に1度はとれるようにしてほしいものである。