何も予定がなく、キマグレに有給をとった金曜日。
この寒い季節はどうしても外出するのが億劫になるのだが、年明けからずっと家に閉じこもっていることもあり、思い切って1泊で旅行をすることにした。
場所は奈良の十津川村。
家からほどよく遠く、温泉があることが決め手である。
通り過ぎたことは何度かあるが、一度は泊まってみたかった場所でもある。
なお、行くことは決まったものの、予定はまったくナシ。
地図だけ持参して、向こうで気ままに楽しもうかと。
何なら、がっつり温泉だけを楽しむのもいいかな、と。
午前9時前に出発し、ひたすら南下する。
道は単調でナビいらず。
途中コンビニで軽く休憩したくらいで、あとはひたすら走りまくる。
五條を過ぎてからは山道となるのだが、時おり雪が舞う。
風も強く、とんでもない時期に旅に出たものだと、軽く不安になる。
というのも、冬タイヤでもなければ、チェーンも持ってきていない。
宿に行くまでに規制がかかっていたら、どうしたものか。
正午過ぎに「道の駅 十津川郷」に到着。
昼食は売店で弁当でも買って、外の足湯で・・・としたかったが、外が寒すぎる。
ということで、道の駅にある食堂で、十津川産のそば粉を使ったざるそばをいただく。
あまりそば粉の味は感じられないものの、細麺でコシがあり、これはこれでアリだ。
食後は売店で売っていたプリンが安かったのでいただく。
カスタード感が濃厚で、シュークリームの中身だけを吸っているような感じ。
さて十津川に到着したわけだが、まずは少し先にある「熊野本宮大社」に参拝することに。
国道168号線を南へ進む、はずが。
まさかの通行止め。
つづく。