「熊野本宮大社」に向かおうとするも、通行止めを食らったつづき。
警備員に回り道を案内されるのだが、手渡された地図では道がわかりづらい。
というのも、そもそも山奥なので国道以外の道が少ないのだ。
手元の地図を見ても、道が確認できない。
何となくここかな?と思える道を曲がると、やたらと険しい道を進む。
これで合ってる?と思いながら、不安を象徴するかのように空もくもって雪が舞う。
細い山道は好きなんだが、合っているかもどのくらい続くかもわからない道がえんえん続くので、楽しさを感じる余裕もない。
1時間ぐらい走っただろうか、ようやく国道169号線に合流。
そこからは国道を快走して、ようやく「熊野本宮大社」へ。
神殿は横並びに5箇所あり、参拝の順番が決められているのだが、看板の説明がとにかく下手すぎてわかりづらい。
僕だけでなく、看板を見ながら首を傾げる人が後を絶たない。
ちなみに神殿に数字があるので、数字を覚えていれば大丈夫である。
何かRPGのミニイベントみたいだ。
境内はそう広いわけではないが、厳かな雰囲気をたっぷりと感じる。
さて、道を引き返すわけだが。
国道を走っていると、迂回路の看板が立っている。
どうやら、往路より1本違った道のようだ。
実際走ってみると、険しいのは険しいのだが、往路よりは走りやすいし、坂も少ない。
とはいえ、途中で何度となく舗装道を離合しなければいけないため、スピードは出せない。
すっかり運転疲れを背負ったまま、午後4時半にようやくお宿へ到着。
つづく。