キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

Metal Shock Vol.26

本当なら、お昼前から会社の人らとバスケをする予定だった。
先日のテニスで傷めた両足の爪は、歩くことはできても走ることは許してくれないため、泣く泣くキャンセル。
まぁテーピングなどでムリしてやることも考えられなくはないが、旅シーズン直前の、ましてキックボードをけるには重要な箇所をこれ以上悪化させるわけにはいかない。

というわけで、夕方までは撮り貯めたテレビ番組を、ソファに寝転びながらダラダラと見て過ごす。
たまには、こういったアイドリングな時間というものが、貴重に思える。

で、夕方からはアメリカ村へ。
前回はキックボード旅で行けなかった、ふた月に一度のお楽しみ、メタルDJイベント「Metal Shock」へと参加してきた。


入店すると、もれなくmasaさんかひよ子さんが必ず声をかけてくれるというのが、毎回ありがたい。
ひよ子さんに、髪の長さのこととかをいじられつつ、そういえば4ヶ月前は長かったかなという思い出にひたるのもつかの間、すぐさまイベント開始。

あいかわらず、バリエーションの広い選曲に舌鼓を打つ。
たまに「ハードロックとヘビーメタルって、何が違うの?」という質問を友達にされたりするが、たぶんこのジャンルの分類には2とおりでは足りない気がする。


このイベントで、ほぼ勝手に担当しているのが、「DJブースを守る」係。
小さめのテーブルにDJの機器を置いている状態で、たまに場が盛り上がりすぎたときに、テーブルに人がぶつかりイベントが中断する。
そうならないよう、自ら壁になるというもの。

今回も、比較的序盤のほうで、場が盛り上がりつつあった。
これはそろそろ壁になるかな、と迷っていた数秒の間に、何とお客さんがテーブルにクラッシュ!
しまった、ためらうべきではなかった。
勝手に担当していながらも、自分の中で深く反省。

それにしても、曲が中断している間、拍手や歓声で場の盛り上がりをつなごうとするお客さん一同の協力プレーはすごい!
これほどまでに信頼され、1つの輪ができるというのも、主催のお二人の人望によるものだろう。


今回、ひそかに野望を抱いていたものがあった。
それは、Tシャツ。
毎回このイベントでは「Tシャツコンテスト」なるものがあり、レアなものや場の盛り上がるTシャツを着た人に、次回無料券を配るというイベントがある。

今日来ていた僕のTシャツは、古着屋で見つけた1988年「モンスターズオブロック」というイベントのもの。
今年来日するVAN HALENが出演したイベントだそうな。

レア!
旬!
レトロ!
3拍子そろったこのTシャツに死角なし!

と思ったが、けっきょく他のお客さんからの賛同も微妙で、じゃんけんで負けてゲットならず。
敗因としては、あまりにレアすぎたというところか。
僕も、このTシャツがVAN HALENのイベントやということに、買う直前まで気がつかなかったし。


落胆する間もなく、イベントはさらにヒートアップ!
あいかわらず、このイベントは後半に強い。
あまりに盛り上がりすぎて、せまい店内にもかかわらず、ダイブまではじまる始末。

もちろん、ダイブはすぐさま禁止されましたが。


そんなこんなで、いつもどおり楽しく過ごさせていただきました♪
参加表明が遅かったせいか、いつも最後に渡されるCDが余ってなかったのは残念。
でも、それがなくてもじゅうぶん楽しい時間を過ごせたので、そんなワガママを言うてる場合ではない。

2ヶ月後のイベントまでに、今度こそコンテストをとれるTシャツ探しの旅に出るとしよう。