キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

再見台湾!

ご存じの方にはくどいかも知れないが、まずは去年の「事件」を説明しよう。

友人5名と台湾へ行こうと、空港へ行き、搭乗手続き。
そのとき、僕だけ呼ばれて、出国できない旨を伝えられた。

パスポートの有効期限は、問題ない。
ただ、台湾へ行くには、有効期限より3ヶ月の期間がないと、行かしてくれないとのこと。
確かに、長ったらしい航空会社の説明文には明記しているが、誰がそんなもの読むものか。

そんな、金も時間も気持ちもすべてをムダにし、残り4名を複雑な気持ちで見送りしたのは、1年前の話。

そのリベンジという意味も込め、今回あつし君と2人で、台湾へと向かうこととなった。
旅のドキドキよりも、出国拒否の恐怖が大きく、前日はなかなか寝つけなかった。
パスポートを見せる手続きごとに緊張しては、小さくガッツポーズ。
ジーパンのベルトが金属探知機でひっかかったときには、どれだけ冷や汗をかいたことか。


【空港→宿】
空港に到着し、バスで台北まで移動。
今までなら、空港に到着した瞬間から異文化を感じてはしゃいでいたが、その感覚がない。
度重なる旅とか、東京に住むとか、いろんな経験が積み重なって、環境の変化に対する耐性ができたということだろうか。

バスから見える光景は、街に近づくにつれ楽しくなる。
明らかに日本人では作ろうとはしない配色のネオン、マンションのすぐ隣で大きめの花火、前の車を平気であおりまくるバスなど、徐々に異文化を感じはじめる。

宿はドミトリ、いわゆる相部屋で泊まれるタイプのもの。
オーナーは日本人の方で、お客さんも日本人だらけなので、日本のユースホステルに泊まるような感覚である。

荷物を置くと、すぐさま夜の街へ!


【買い食い】
夜市で夕食をとろうとしていたが、移動の間におなかが空きすぎることを見込んで、駅で買い食いをした。

まずは、コンビニのおでん。
セブンイレブンだし、具材も日本とそう違いもないので、安心して購入。
・・・したが、全然おいしくない。
台湾料理特有のくさみに襲われ、なかば無理矢理にかきこんだ。

続いて、お寿司。
1個12元(=約36円)という、奇跡的な値段!
ネタは新鮮で、うまい。
ただ、ごはんの酢が薄いのが残念。


【公館夜市】
まずは1つめの夜市は、学生さんがたむろするというところ。
あまり観光客が寄らないのだろうか、日本人を珍しそうに接客している感じがする。
鳥の甘辛くたいたん、ししゃもの天ぷら、水餃子、唐揚げ
を、それぞれ別の店舗で買い食い。

どれも、めっちゃうまい!
前回、ハズレばっかし食べたというあつし君らの情報があっただけに、余計においしく感じるのか。

屋台というか店舗が並んでいたが、さして寄りたいと思える場所もなく、すぐさま次の夜市へ。


【師大夜市】
ここも学生がたむろする場所とのことで、確かに若者が多い。
先ほどより店舗数が多いものの、いかんせん0時前という時間帯もあり、閉まっている店舗が多かった。
開いていても、女性ものだったり、男性ものでも日本にあるブランドが日本と似た価格で売っていたりと、ここもピンと来ず。

強いていうなれば、この夜市の近くにあるスーパーが面白かった。
個人的に、海外に来て楽しみなのが、スーパーだったりする。
観光客に媚びることもなく、純粋にその国の文化を垣間見ることができるからだ。
どうせ土産屋なんて寄らないだろうし、ここでほとんどの土産を購入。


【宿】
宿に帰り、ビールを片手にロビーへ。
今日の反省と、明日の計画のため。
と思っていたが、いつしかまわりの人とも仲良くなった。

ビール1本飲んですぐ寝よう、と思っていたが、あまりに楽しい雰囲気になったため、長居。
結局寝たのは、午前3時を過ぎてからである。


という、夕方到着ながらも内容盛りだくさんの1日目が終わった。
次の日が楽しみで、なかなか寝つけなかったことは、言わずもがな。

台湾より、無事戻りました。
というか、無事台湾を往来できました。

おおよその予定どおり、向こうではおもにショッピング。
観光はゼロ。
とにかく歩き疲れて、睡眠不足で疲れて、ヘトヘトです。

やっぱ台湾ええわぁ~。
日本は昭和から平成へ変貌を遂げたけど、台湾は昭和からまた別の枝分かれをした、というか。
いずれも、昭和というベースありきで、違ったベクトルに向かっている感じ。
もう少しかみくだいて言うと、日本の地方や離島で昭和ノスタルジーを感じるのと、同じ昭和を感じられるのだ。


また詳細は、明日から日記で書く、はず。
文章化することで、こと細かな記憶をたどれるので、これはこれでまたステキ♪
ほんま旅行というものは、いいものである。


追伸:
旅行の段取りからいろいろ手配してくれ、3日間同行したあつし君、本当にありがとう!
「観光地まわりたい!」という人とだったら、間違いなく今のこの満足感は、なかったはず。
感性が近いことにも、感謝!

さらに追伸:
この日記は、昨日書いてアップしたつもりが、アップできてなかったものです。
24時間さかのぼったつもりで、お読みくださいませ♪