キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

やみ

えらいこっちゃ、体調を崩したしまった。
週末の日記を書く元気すらない。


日曜から声がガラガラになり、昨日は気管支の苦しさを強く感じる。
今日に至っては頭痛にまで襲われ、仕事中はまわりに心配されるほど見た目がひどかったらしい。
忙しい時期だが、今日は定時に会社を出て、すぐさま病院へ。


地元の行きつけ医に行ったわけだが、こちらの症状を聞ききる前に問診される。
問診結果は早口かつ滑舌悪く説明され、結局何が原因で体調が悪いのかわからない。
「いや、頭も痛いんですけど・・・」
「ええ、それが頭痛を引き起こしてるんですよ!」
と、なぜか質問には半ギレ。
処方された薬にロキソニンが入っていたが、最後に僕が頭痛のくだりを訴えてなければ、処方されてなかったのでは?
煮え切らない気持ちとともに、よくよく思い出せば以前にもこの病院に同じような不快感を覚えたような。
ちょっと本気で、違う病院探さないと。


って、何だか病院の愚痴がメインになっちまったな。
さらっと書くつもりだったこの日記も、何だかんだで長文になってるし。
皮肉にも、結局薬が効いて少し元気になった証拠なのだろう。
とにかく少しでも苦しみを緩和したいんで、おとなしく今日も早く寝るとしよう。

R-207

先日紹介した、家に眠っていたひとり用テント。
先々週の週末に、試しに庭で張ってみた。
「とにかく張るのがかんたん」という評判が、いかがなものかを試すためのものだ。


念のため、付属の説明書を見てみる。
が、説明が下手なのか、僕の理解力が弱いのか、正直よくわからない。
こうなったら、カンを頼りに組み立ててやろう。

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早速中身を開け、まずは骨組みを組み立てる。
複数のポールがゴムでつながっているという、よくあるスタイルだ。
ポールは2組あり、それぞれを組み立ててから結合する。
ううむ、ここまではかんたん。

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次に、インナー。
まずは各ポールの足に、インナーの四つ角と結合する。
このへんは、ほかのテントでも共通のことなので説明なくてもわかる。
ここからが今まで使っていたテントと大きく違うところで、インナーの上部はポールに吊り下げるように、2か所固定するだけ。

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ううむ、確かにかんたんだ。
しかし何だろうか、入口に出っ張ったポールは。


最後にフライシートをかけると、出っ張ったポールの意味がわかる。
なるほど、前室のスペースとなるのか。
今まで前室のあるテントなんて、持っていなかった。
これがあれば、雨の日にわざわざ靴をテントに入れなくてもいいのだ。

 

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総括。
正直なところ、前回使っていたテントは真っ暗闇でも張れるほど使い慣れていたので、「圧倒的にかんたん」とは言いがたいところ。
でも、確実に手順は少ないので、こいつの組み立てに慣れたころ、本当のかんたんさを実感するのかもしれない。


何にせよ、すぐにでも野宿がしたくなった。
テントの中身を確認するついでに、ご近所さんの目も気にせず軽く仮眠したことは内緒である。

東京出張、神田の夜

今年もやってきた、年に1度の東京出張。
桜の咲くこの時期、週末なんて貴重以外何ものでもないというのに、少なくとも土曜日を潰さなければいけない。
いや、会社への愚痴ではありませんよっ!


ということで、土曜日は早朝6時に目を覚まし、新幹線に乗って東京へと出向いた。
昔は新幹線に乗ることがとても楽しいものだったのに、最近はただ苦痛でしかない。
かつて東京へ出向していたこともあり、慣れてしまったことも原因の1つ。
2時間半も座った姿勢を強要されることが、体の固まってきた老体にきびしいというのも原因の1つ。


書きたいことは山のようにあるんだけれど、例年のごとく会社の守秘義務により、お昼のことは一切書けない。

 


で、解放されたのが午後6時半で、そこから宿のある神田へ。
ここから楽しんでやる!
と気合いを入れたいところだが、エンジンがフルに入らない理由が2つある。


1つが、翌日。
地元で花見があり、翌日の早朝には電車に乗らないといけない。
なので必然的に、大酒を飲むことも夜更かしすることも許されない。


もう1つが、満腹感。
そもそも会社行事中に、アルコールも含めてがっつり飲食をしたため、胃がすっかり膨らんでしまっている。
こうなったら、必然的にバーでちびちびやるくらいしか、酒を楽しむ方法はない。

 


宿に荷物を置き、バーを探しに徘徊する。
どうせ飲むなら、クラフトビールのお店か、スコッチのお店がいいなぁ。
などと思っていると、宿のすぐ近くに「Bar Malt Road」を発見。
ここが何と、クラフトビールとスコッチの専門店である!


店内はやや薄暗く、しっぽりと静かに飲めそうなタイプの硬派なたたずまい。
クラフトビールのタップ(生ビール)は計8種類で、なかなか珍しいものが揃っている。
ライ麦を使ったIPAをいただき、やはりすでにタポタポのお腹には重いながらも、ちびちびと苦味と香りを楽しむ。


店員さんも愛想がよく、こちらから話しかけるといろいろと返答してくれる。
1杯だけのつもりだったが、ついつい2杯目にスコッチをいただく。
スコッチも珍しいものがたくさん揃っており、それでいてそう高価でもない。
こんなお店、家の近くにあったらめちゃくちゃ通うのになぁ。

 


気分よくお店を出たのが午後10時前。
宿に大浴場があったので、1時間半じっくりとお風呂を楽しみ、狭い部屋で就寝。
ビジネスホテルが苦手という人もたまにいるけれど、この適度な狭さと殺風景さがたまらなく落ち着いて、好きである。

15分の奇跡

朝の時間と夜の時間。
同じ時間であっても、雲泥の差で前者のほうが貴重である。
それが毎日15分も得られるなんて、しあわせ以外の何ものでもない。


少しローカルな話になるが、JRのおおさか東線が、先週より開通となった。
今まで通勤するのに、学研都市線環状線京都線と、3つのJR路線を使っていた。
しかしそれが、学研都市線おおさか東線の2本だけとなったのだ。
それにより、通勤時間が15分も短縮された。


乗り換え駅の放出駅へ降車すると、すぐ向かいの乗り場に電車がやって来るので、乗り換えが実にスムーズ。
乗車時間が30分ちょっとで済むというのが、ストレスなくてよい。
乗り換えた後は、基本的に空いているので座ることができる。
まだ慣れない風景が流れる車窓は、ちょっとした旅行気分にもなる。
何より、たった15分起きるのが遅いというだけで、目覚めがものすごくよい。


本当にいいことづくめ。
唯一残念なことといえば、復路の乗り合わせが地獄のように悪く、元の3路線を乗り継ぐほうが早いという事実。
このあたり、さすがJRクオリティといったところか。
まぁ、帰りは大阪駅に寄り道とかできたほうがいい、と自分に言い聞かせているが。


とにかく、毎日がちょっとおトクな気分である。
このありがたみも、「日常」と化すると消え去ってしまうのだろうか。

タープの次はテント欲?

ついこの間まで「タープが欲しい!」とほざいていたのに、今はテントが気になりはじめている。
何て浮気症なヤロウだ、と思われそうなので、一応弁明というか補足しておこう。


まずはタープ。
これはもう、諦めた。
以前の日記にも書いたとおり、1か所に留まるようなキャンプを1人ではしない。
そうなると、日差しをさえぎる必要はないので、タープなどいらなくなる。


そしてテント。
昔から使っていた1人用のテントが、ついにダメになってしまったのだ。
厳密には、ポール部分が割れてしまったという程度なので補修も可能だ。
しかし、インナーとフライシートの隙間が広くて風雨が吹きさらすというデメリットもある。
それでも昔は使っていたのだが、もうこの老体では限界。
15年は使っているし、1万円もしなかったものだし、これはもう買い替えてもバチは当たらないだろう。


といういきさつで、1人用のテントが欲しくなった。

 


・・・というところまでが、実は序章であって。
実のところ、家に1つ、1人用テントが余っているのだ。
重量があるのと、すでに1人用テントがあったこともあり、倉庫に眠っていた。
しかし自転車やキックボードに積むわけでないので、重量なんて気にする必要がない。


ちなみにダンロップの「R207」というものらしい。
定価を確認してビックリ、何と25,000円!
人から譲り受けたものだが、よくもこんな高価なものをいただけたものだ。


ただ20年以上前のものらしいし、ずっと倉庫に眠っていたもので、使えるのかどうか。
ちょっと温かくなってきたし、お庭で試し張りしてみようかな?
前のテントに比べて3倍近くもする価格差が、どのくらいなものかが楽しみである。

廃墟サミット in 船場センタービル ~番外~

廃墟仲間と飲んだ後の、つづきを少し。

 


解散したのが午後4時過ぎで、その後時間をもて余した。
一度はまっすぐ帰ろうとしたのだが、おそらく酔った頭では家でやることがない。
ちょうど、2か月に1度のメタルDJイベントが夕方から開催とのことだったが、そこそこ酒が入っているので夜遅くまで頭をふる元気がない。
それなら、次いく来るのかわからない「船場センタービル」を楽しんでやろうと、徘徊した。


地上1階と地下1階が、店舗ゾーンとなっている。
全10号館あり、通路が2本あり、左右に店舗が並ぶ。
単純計算すると、両方に店舗の並ぶ通路を、40本も歩かなければいけない!
めちゃくちゃ広いやんけ!
まぁ、実際はシャッターだらけの通路があったり、店舗のない箇所があるのだが。

 


繊維の街にあるだけあって、繊維関連が圧倒的に多い。
婦人服屋がダントツに多く、ときどき呉服屋だったり、タオル屋だったり、生地屋だったり。
面白いのが、値段に「小売」と「卸」の値段が書かれていたりすること。
おそらく、大量購入した場合に「卸」の値段で買えるのだろう。


また、1~3号館は「大阪舶来マート」と銘打って、いろんな輸入品がそろっている。
アジア雑貨からシャンデリアから、とにかくジャンルが広くてこれは楽しい!

 


午後4時過ぎから歩いていたが、午後5時半ごろから急にシャッターを降ろす店が増える。
結局午後6時ごろまで歩いたのかな?
全体的に、半数以上のお店がシャッターを下ろしていた。


冒頭で「次いつ来るのかわからない」と書いたが、近いうちにもっと早い時間から散策してみたいな。

迷タープ

タープが欲しい!
という願望は昔からあったのだが、最近ソロキャンプのことを意識しだして、余計に欲しくなってきた。
ソロキャンプだけに限らず、夏場の日中どこか山でボーっと過ごしたいときなどにも使えるのではないかという目論見もある。


しかし、昔から欲しくて買わなかっただけあって、選ぶ基準がわからない!
値段設定もわからない。
どうせ今買えば一生モノだし、高いのでもいいかと思う。
反面、安くでもあるので安物で試すのもいいのではとも思う。
極端なところでいえば、ピンとキリで値段差が10倍あるというのだから恐ろしい。


そんなこと考えつつ、気持ちはどっぷり安物に傾いてはいる。
しかし、安物は安物でポールが付属していないとか、ロープやペグがしょぼくて買い替えが必要とかいうレビューを見る。
それやったら、結局それなりにかかってしまうし、いっそ高いやつ買ったほうがお得?とも感じる。


いろいろ悩む時間ももったいなく感じはじめて、そもそも今まで野宿旅で必要としなかったことも思い始めると、せっかく着火した購買欲が冷めてきてしまう。
もっと簡単に考えて、安物買って試せばいいんだけどね。
妙に慎重な性格がちょっとイヤになる。