朝の時間と夜の時間。
同じ時間であっても、雲泥の差で前者のほうが貴重である。
それが毎日15分も得られるなんて、しあわせ以外の何ものでもない。
少しローカルな話になるが、JRのおおさか東線が、先週より開通となった。
今まで通勤するのに、学研都市線・環状線・京都線と、3つのJR路線を使っていた。
しかしそれが、学研都市線・おおさか東線の2本だけとなったのだ。
それにより、通勤時間が15分も短縮された。
乗り換え駅の放出駅へ降車すると、すぐ向かいの乗り場に電車がやって来るので、乗り換えが実にスムーズ。
乗車時間が30分ちょっとで済むというのが、ストレスなくてよい。
乗り換えた後は、基本的に空いているので座ることができる。
まだ慣れない風景が流れる車窓は、ちょっとした旅行気分にもなる。
何より、たった15分起きるのが遅いというだけで、目覚めがものすごくよい。
本当にいいことづくめ。
唯一残念なことといえば、復路の乗り合わせが地獄のように悪く、元の3路線を乗り継ぐほうが早いという事実。
このあたり、さすがJRクオリティといったところか。
まぁ、帰りは大阪駅に寄り道とかできたほうがいい、と自分に言い聞かせているが。
とにかく、毎日がちょっとおトクな気分である。
このありがたみも、「日常」と化すると消え去ってしまうのだろうか。