キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

四條畷満喫!飯盛山登山 ~その1~

先週土日とも登山をしたばかりなのに、土曜日はまたもや登山をしてきた。
いつもは地元の山に登るのだが、今回はお隣の飯盛山へ。
快速で2駅隣の、四條畷にある山である。


午前9時に駅に到着し、駅にあった案内地図を頼りに歩く。
いくつかコースがあるのだが、いちばん距離のある「蟹ケ坂・室池コース」を進む。

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駅から5分ほど歩いた四条畷神社を左へ曲がり進むが、ひたすら住宅地が続く。
これ、ほんま登山道?
疑問に思いながらひたすら歩き、まず寄ったのが「龍尾寺」。
そこそこ続く石段の先には、もみじに囲まれた本堂がある。
とにかくもみじがきれいで、ほとんど人が来ないのが不思議なくらい。

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そこから民家は途切れるが、それでも舗装路が続く。
やがて左にある曲がり角を進むと、ようやく山道となる。
道幅が広めで、なかなか快適。
しかし進むうちに徐々に坂がきつくなり、途中から道幅が狭くなる。

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きつい道を越えた先は、急になだらかで広い道となる。
ここは「府民の森 むろいけ園地」といって、自然を楽しめる公園である。
公園内を散策すると、途中で湿地帯があり、板張りの道が続いて面白い。
さらに細い山道なんかもあり、変化に富んでいる。

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途中で道の崩落で行き止まりになっていたが、迂回路をたどって進み、園地を抜ける。
再び山道を進むと、左にコース外の道がある。
進んでみると池があったので、ちょうどお腹が空いていたので、昼食をいただく。
先週に引き続き、鍋である。
今回はウインナーでなく豚肉を投入したのだが、豚肉の臭みが抜けきれていなかった。
臭み取りって、どうしたらいいんだろう?
こういうところが、料理初心者にはキツい。

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つづく。

連続登山!くろんど園地

2日連続で登山するなんて、はじめてではないだろうか。
昨日に引き続き、今日も朝から山へ向かった。
紅葉のあるうちにYouTube動画を撮りためたいである。
と言いつつ、昨日買って使わなかった食材を消費することも大きな理由である。


向かった先は、またも近所の山。
さすがに昨日と同じ場所ではなくて、隣の「くろんど園地」である。


ひと駅電車で移動し、そこから登山口まではキックボードで移動した。
そう夏の大事件以来のキックボードだ!
恐怖心などはなく、登山口までの地味に長い距離を短縮できるすばらしいツールだなあ
だなあ、としみじみ感じた。


さて登山開始。
午前9時という時間では、太陽が山に隠れていて陰っている。
ちょっと撮影には不適か、と思ったが、太陽が出たら他の登山客もいるのでチャンスだと思ったり。


年に1~2度登っているので、ざっくりとルートは知っている。
さて、複数あるルートのどこを撮影しようか。
さすがにすべてとなれば時間的にも体力的にも大変だし、そもそもメモリが足りない。
途中にある案内図の前でルートを絞り込み、順次進む。


紅葉は、残念ながら思っていたよりも少なく、出遅れた感がある。
げんに、昼に近づいても登山客が思っていたより少ないし。
あと天気予報では晴れだったのに、基本ずっとくもっていた。


昼食は山めし。
あらかじめ切って販売している野菜・ウィンナー・厚揚げを、鍋キューブで煮る。
もう料理ではなく、ただのひとり鍋である。
唯一アレンジとして、トマトジュースを入れてトマト鍋風にした。
水分が多くてスープの味が薄かったが、そもそもウィンナーの味が濃いので問題なし。


食後はごろりと横になり、何をするでもなくボケーっと過ごした。
こういう「何もしない」という時間を自然に囲まれて過ごすって、昔っからしあわせに感じる。


いつもなら食後はテンションが急に下がって、下山したくなる。
しかし今日は何だかやる気がみなぎり、その後しばらく山の中で過ごした。
といっても、午後2時ごろには下山したが。


無事撮影もできたが、天気がずっと悪かったし、もしかするとお蔵入りするかもしれない。
それはそれで、また山に行く機会ができるのでアリではあるが。
こうして予定ない日はふらっと山に行く機会をもっと増やしてもいいなあ、と登山中に思ったが、今から寒くなるし、おそらくそうはいかないだろうな。

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晩秋ゲリラキャンプ・2021 ~その1~

水曜は祝日ということで、前日の夜に遊ぶこととなった。
こういう発想は、コロナになってずっと封じられていたので、久しぶりに感じる。


火曜の夕方に車で出発し、合流したのは廃墟仲間のピースケさんとあつし君。
今回は久しぶりにゲリラキャンプ。
まあ、たき火ですね。


最近たき火は木津川の河川敷でやっていたが、今回は大阪の某所。
何と廃屋に侵入し、その庭でたき火!
というのは当然ウソだけど、雰囲気的にはそんな感じ。


どういうことかというと、あつし君が庭付きの家屋を購入したので、そこでやろうということになった。
近隣には家がなく、延焼をしないようこまめにたき火の回りに水をかけて、火災には最大限の注意を払った。

 


買い出しを終え、現地へ到着したのは午後8時前。
他のたき火スポットと違い、スーパーが近いというのは時間的メリットがすごい。


ちなみにこの物件にははじめて来たが、建物が2軒あり、残留物がたくさん残る。
ご丁寧に、神棚や仏壇まで。
床が抜けている部屋なんかもあったり、おばあちゃんの家みたいな独特の臭いがあったり、ちょっとした廃墟散策のようである。


家屋があるので屋内で眠れるというメリットはあるのだが、カーペットがホコリだらけ。
なので屋内にテントを3つ張るという、何ともシュールな方法で寝床を作った。

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いよいよたき火と夕食、というところでつづく。

スポーツ!ジムニズム

相変わらず予定のない週末だったが、ギプスが取れて「車の運転」が開放されたこともあって、今日は昼からドライブ三昧。
といっても昼からなので、だいたい知った道を中心に走ることになった。


そろそろ帰路につこうかな、と思い始めたときに差しかかったのが、木津川。
せっかくなら、オフロードを楽しもう。
おもむろに河川敷に降り、ひたすら続く空き地には、デイキャンプを楽しむ方々が4グループほど。
先客に迷惑にならないよう心がけながら、ひたすらジムニーで走る。


楽しい!
広大な敷地を蛇行運転するのだが、カーブのたびに横滑りして、ハンドルが効かなくなる。
車体は絶えず上下運転し、たまに大きめの凹凸を通っては、体中が宙を浮く感覚に見舞われる。
また、砂の柔らかい箇所では車が空転するので、ギアチェンジも必要になってくる。


走っていると、こちらを笑顔で見守ってくれる人に気がつく。
最近人見知りがひどいのだが、もうテンションが高まってしまって、その人の近くに停まってこちらから話しかける。

 


まずお話したのが、ハイラックスを乗った親子連れ。
タブレットをずっと僕のほうに構えていたのだが、どうやらジムニー好きな友人とビデオ通話していて、その映像を見せていたそう。


「めっちゃ楽しそうですね!」
「乗ります?」
ジムニーを預けようとしたが、他人様の車は怖いという。
しかし乗りたいとおっしゃっていたので、助手席に座ってもらってひとっ走り。


「やっぱジムニー楽しいですね、欲しなる!」
と、すっかりご満悦。
お別れしてしばらくしたら、触発されたのだろう、ハイラックスで蛇行運転をしていた。
奥さんと子どもも楽しそうにはしゃいでいて、オフロード好きなご家族だということがわかる。

 


さらにもう1組、新型ジムニーに乗った家族連れにも話しかける。
ここに来たのは今回はじめてで、前々から気になっていたがなかなか来れないでいたとのこと。
僕が来る前には同じように蛇行運転を楽しんでいたとのことで、確かに僕が来たときにたくさんのタイヤ跡があり、それの犯人のようだ。

 


他の方とのコミュニケーションにテンションがあがり、それからひたすら蛇行運転。
気がつけば汗びっしょり。
30分だか1時間だか、とにかく必死に走りまくっていた。
何だかんだでいい運動にもなるし、これはまたヒマなときに走りに来てもいいかも。


あと願わくば、デイキャンプまたは野宿もあわせてやりたい!

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奈良・大台ケ原ドライブ ~その2~

大台ケ原の絶景に舌鼓を打った、つづき。

 


【大台ケ原】
ドライブウェイからは、車にクーラーがいらないくらい風が涼しく、直射日光を浴びなければ実に快適に過ごせる。
で、ドライブウェイの終点に、大きな駐車場があらわれる。
ほぼ満車というのがビックリで、ここが大台ケ原の登山口となっている。


駐車場まわりには3軒ほどお店があり、ランチ営業だったり、大台ケ原の展示だったり。
展望台などがなく、景色を楽しめないのが残念なところである。

 

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国道309号線】
ドライブウェイで国道169号線に戻ってからは、国道309号線を右折。
いわゆる「酷道」で、狭い道がひたすら続く。
時折小さな渓谷が見られて、必ずしも辛いだけではない。


辛いという意味では、1か所だけやたらにぎやかな場所があり、そこで交通整理につかまって渋滞気味になったこと。
ここは「みたらい渓谷」、多くの方が行水を楽しんでいた。
渓谷を楽しみたかったが、こんなに人の多いところに立ち寄ると、ひとりでは虚しさに襲われるだけなのだ。

 

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洞川温泉郷】
険しい道を抜けて道を曲がると、やがて洞川温泉卿に差しかかる。
今まで何度か来たことあるが、今まででいちばんにぎわっている。
どうやら避暑地として人気のようだ。
山奥の温泉地らしいにぎわいを感じつつ、やはり虚しさがジワジワと押し寄せてくる・・・

 

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【ごろごろ茶屋】
洞川温泉郷を抜けた先に、「ごろごろ茶屋」がある。
ここが目的地であり、ここで「ごろごろ水」をポリタンクに汲む。
以前にも書いたかもだが、一時期わき水汲みにハマっていたときに、ここの水が抜群にうまい!と思った。
水を汲むだけで駐車料金500円というのは正直ちょっと強気に感じるが、ドライブの目的地として、そしてこのクソうまい水をいただけることを考えると、それだけの値打ちがあると感じる。


どうせならと、売店でくず餅を購入。
川を見下ろせるテラスでいただくと、ものすごく癒やされる。
こうして山の中で、ゆっくりとした時間を過ごせるのはいいものだ。

 

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あとは3時間かけて帰宅し、ドライブ終了。
例年だと夏はバイクで走るのが常となっていたので、こうして真夏にロングドライブをするのが実に新鮮に感じる。


寄り道のやり方も、そこそこうまくなってきている気がする。
下道だけだと行ける場所も限られてくるし、たまには高速を使って遠征なんてのもいいかもしれない。


あっ、そういえばまだETCつけてないや。

奈良・大台ケ原ドライブ ~その1~

4連休の後ろ2日は、どこか1泊で旅行をしようと考えていた。
緊急事態宣言があったりで、遠出できていなかったので。


しかし、背中のイボは完治しておらず、温泉なんか行こうにもまだ湯船に浸かるのが不安である。
また、このご時世に「大阪」ナンバーの車を宿泊先の駐車場に置いといて、何かしらの嫌がらせをされるのではという不安がある。
前日の寝る前まで迷ったが、結局宿泊は諦め、日帰りでドライブすることにした。


行き先は、とにかく暑さから逃れるために山奥へ行こうとしていた。
で、今まで行ったことのない「大台ケ原」を目的地として定めた。

 


【道の駅 杉の湯川上】
午前8時に出発して、ひたすら南下。
途中で渋滞に捕まり、やはり連休なんだなあと実感する。
はじめの休憩ポイントと定めていた「道の駅 杉の湯川上」へは、予定より1時間近く遅れた、午前10時過ぎ。


土産屋の家屋はこぢんまりとしており、3店舗ほど露店が出ていて、あまり道の駅らしくない。
あと、道の駅なのに立ち食いそば屋があるというのもユニーク。
ひととおり土産屋を物色してから、かなり早めであるがそばをいただいた。
大台ケ原へ着くころ正午ごろになるし、もしかすると昼食を食いっぱぐれる可能性があったためだ。
味は・・・まあ、ね。

 

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【大台ケ原ドライブウェイ】
そこからダムを抜け、国道からそれて県道40号線、いわゆる「大台ケ原ドライブウェイ」を走る。
穴場だと勝手に思っていたが、僕より前に2台車があり、対向車もバンバン通って、人気スポットだったのかとはじめて知る。


道は、はじめは離合が難しい場所のある林道。
ずっと上り坂が続くというのも、なかなかしんどい。


やがて、視界が広がる。
そこには、ひたすら続く山々。
山の景色は数々見てきたが、ここまで山しか見えない光景ははじめてだ。
山って丸っこいイメージがあるが、ここの山はいずれも角ばった印象。


そんなに距離がないと思っていたが、速度が出せないためか、1時間近く楽しめた。

 

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つづく。

琵琶湖(右回り)ソロツーリング ~その2~

前回見られなかった奥びわ湖パークウェイからの絶景に驚愕した、つづき。

 


ちゃんぽん亭総本家
昼食は「ちゃんぽん亭総本家」。
ややチェーン店ぽい雰囲気があったが、看板に「近江名物」と書かれているのが気になり、入ってみた。


ちゃんぽんとあるが、スープはとんこつではなく醤油味。
これって合うのか、とはじめは思ったが、めちゃくちゃあう!
通常の醤油ラーメンとも違った、独特のまろやかさと強いうまみを感じる。
麺や具とも相性が抜群によく、これはぜひとも再訪したい。

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多賀大社
今回唯一の観光地らしい場所が、「多賀大社」。
存在は知っていながら、立ち寄ったことがなかった。
お寺前の参道には土産屋が並び、思っていた以上ににぎわっている。


鳥居をくぐると、まず印象的なのがなかなかの勾配がある橋。
たまに神社で見ることはあるが、渡ることができるのははじめて。
渡りやすいよう丸太が備えられているが、それでも意外に渡るのがきつい。


境内にはいくつもの柱と、そこから電線がぶら下がっている。
どうやら8月に「万灯祭」というものがあり、ここに数多くの提灯が祀られるそうだ。


拝殿は大きく、歴史を感じるたたずまい。
それ以外に建物もいくつかあり、期待どおりに楽しめる。
ただ、あまりの暑さにあまりゆっくりできなかった。

 

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【道の駅 竜王かがみの里】
土産購入がてら寄ったのは、「道の駅 竜王かがみの里」。
焼き立てパンをウリにしているようだが、残念ながらほぼ品切れ状態。
お土産もなかなか充実しているが、弁当やお惣菜がやたら充実していることが印象的である。
スーパー代わりに使える道の駅というのも、珍しく感じる。

 

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こうして無事、すべての工程が終了していたわけですよ。
滋賀を抜け、京都に差しかかった矢先に、まさかのトラブル・・・


でもまあ、奥琵琶湖パークウェイの上り中なんかで止まっていたらどうしようもなかったわけだし、そう考えたら最後の最後までBW'S100ががんばってくれたんだ、と信じよう。


さあて、次回ツーリング日記を書くのは、いつになることやら。