キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

年末・東海終末ツアー2018 ~その1~

昨年の話題で恐縮ではあるが、年末恒例・GORIとの男2人グダグダ旅の備忘録。

 


【集合】
朝からわざわざ我が家まで、GORIが車で来てくれた。
ただ思いのほか到着が早く、バタバタと準備することに。
おかげで旅の必需品・デジカメを忘れるという大失態をおかす。


車中に乗り込むなり、近況を報告しながら目的地へ。
1年ぶりだというのに、まるで昨日も会っていたかのような親近感というのは、実に不思議である。


ちなみに、車に乗り込んだときに感じた違和感を問うと、案の定であった。
具体的にはプライバシーに関わるので書けないが、どうやらGORIも「幸せ」をつかみ取ったようだ。

 


【廃墟:O荘】
名阪道路で三重に入ると、うっすらと雪の積もった地点がちらほら。
ノーマルタイヤでチェーンもない車なので、ただならぬ不安を感じる。


やがてはじめの目的地である湯の山温泉に到着すると、すっかり雪化粧!
辛うじてスリップは免れるものの、標高が上がるたびに雪が深くなるので、ふもとの駐車場に車を停める。


がっつり降りしきる雪の中、坂道を進んで1軒の温泉旅館へと入る。
といっても、ここは廃墟である。
そう、ここへは温泉に入りに来たのではなく、廃墟散策をしに来たのである。

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7階建ての外観は威風堂々としており、普通に通り過ぎただけでは廃墟と気づかないかも知れない。
ロビーは荒廃しているも、しっかり現役時代の面影を残している。
ロビーにある売店跡には当時の土産物が散乱しており、昭和デザインのキーホルダーはなつかしさを感じる。

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階段を上ると、2階に大広間。
ここはよくない噂のある場所だそうだが、窓からさす光のせいでその陰湿な雰囲気はまったく感じられない。
窓から見下ろす温泉郷の景色も見事である。

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5階には庭がある。
しかし床がゆるい上、雪で地面が見えないため先へは進めない。

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そして7階の展望大浴場へ。
大浴場だというので期待したが、湯船は10人ちょっとで満員になりそうなこぢんまりとしたもの。
きっと当時の客も、同じふうに感じたのではないだろうか。
この旅館が廃業となった理由の1つが、この風呂のせいではないだろうか。

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まだ序盤だが、つづく。

金杯で乾杯?2019

ありがたいことに長い休みをいただいているが、予定のない毎日を送るというほど苦痛なものはない。
そんな贅沢な悲鳴をあげつつも、何とかヒマを潰してやろうと競馬場へ足を運んだ。
ちなみに今日はJRAのレース初めで、「金杯」というレースが開催されていた。
昔は父親とこの金杯に来ることが恒例だったのになぁ、と昔をなつかしみながら。

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1レースから楽しもうと朝一番にやって来るや、すでに多くの人でにぎわっている。
もう2レース目くらいからは、馬券券売機前には行列ができるし、観覧客もどっと押し寄せる有様。
やはりみんなも、ヒマなんだなあ。

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昼食は、ここでは必ず吉野家で済ます。
というのも、京都競馬場阪神競馬場の2店舗のみ、国産牛が使われているからだ。
ふだん吉野家食べないので違いがわからないというのが本音だが、やはり気分的にうれしいものである。
もちろん、ビールも一緒にいただいた。

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結果としては、12レース中5レース的中で、マイナス540円というすばらしい成績!
結果もそうだが、終始頭をフル回転させ、パドック・券売機・コースを何度も往復する時間はまったく飽きが来ない。

 


レース終了後は、せっかくなので淀駅界隈を散策。
駅が拡張され、すっかり様変わりした駅前の風景には悲しさを覚える。
新聞屋やら予想屋が並び、個人経営の居酒屋がある昔の光景が、脳裏をよぎる。

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そこから駅前の商店街へ。
先日GORIとのレトロ商店街めぐりが楽しかったので、その流れでもある。
商店街のさびれ具合は見事であるが、店舗自体が少ないので期待していたモノとは少し異なる。

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しかし唯一、異彩を放っているのがコロッケ屋。
この人通りもまばらな商店街で、まさかの大行列ができているのだ。
昔からあるお店で、かつては悪友JJ(仮称)と競馬帰りに何度か来たものだ。
当時は行列なんてなかったのに。
きっとネットで評判になったとかだろう。

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時間が余っていたので、久しぶりに2個購入。
サクサクの歯ごたえと、コーンコロッケのような甘みが口の中に広がる。
もちろんコーンは入っていない。
そして何より特徴的なのが、塩コショウがふりかけられているということ。
具材の甘みと見事にマッチして、これが1個40円というのが信じられない。

 

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そんな充実した1日を過ごしましたとさ。
何だかんだで、年末からのバタバタ疲れを癒やす時間がとれていない。
さすがに明日は、おとなしくします。

バ・タ・バ・タ ニューイヤー

3が日をざっくりと回顧。


【1日】
朝からお雑煮と日本酒をいただく。
1年のうち朝から日本酒を飲むのは元旦だけなので、格別にうまい!


年末からすっかり食べすぎているので、運動をしなければいけない。
ということで、昼からは甥っ子を連れてブックオフへ。
交通手段はキックボードである。
これもすっかり、正月の恒例行事となっている。
昨年秋に痛めた左足が不安だったが、キックボード走行にはあまり影響がないようでひと安心。


夕方は甥っ子のゴリ押しで人生ゲームを、甥っ子夫婦と4人で楽しむ。
人生ゲームはほとんどやったことなかったが、意外にも面白い!
圧倒的に運の要素が強いというのも、ビギナーとしてはありがたい。
結果は見事に最下位・・・

 

【2日】
朝から初詣。
場所は奈良にある「菅原天満宮」というところ。
住宅地の一角にある小さな神社だが、日本最古の天満宮とのことで、かなり歴史深い場所のようだ。
いつも初詣は大きな場所に行くので、こぢんまりとした境内での参拝に目新しさを感じた。


そこからAEONで買い物へ行くというのも、すっかり定番となっている。
お気に入りの店舗が1つだけあるのだが、お目当てのブランドは安くなっておらず、結局激安の下着を数枚買った程度。
あとは甥っ子とゲームセンターで時間を潰す。


家に帰ってからは、甥っ子とゲームして、人生ゲームして。
このダラダラと過ごす時間が、楽しくて仕方がない。

 

【3日】
甥っ子が受験モードになり勉強することとなったため、子守りから解放される。
正月疲れがひどかったのか、午前中はひたすら寝た。


昼過ぎに甥っ子が帰り、本格的に解放される。
とりあえず年末からのブログを書きたいと思っていたが、それより年末年始ですっかり出っ張ったおなかが気になったので、自転車でご近所を散歩。
動くので軽く汗ばむのだが、空気が冷たいので体の表面は冷たいまま。

 


・・・といった正月を過ごしました。
今日からひとりの時間がたんまりあるんで、やり溜めたことを一気にやろう!

新年ごあいさつ

あけましておめでとうございます。


仕事納めの翌日から1泊2日で男2人グダグダ旅に出かけ、その翌日から甥っ子の子守りに専任。
ある意味例年どおりの新年を過ごしています。
すっかりブログが更新されていないけれど、まずは甥っ子の子守りから解放されてからぼちぼち始めます。


今年は休みが長いけれど、後半予定なくてダレそうだなぁ。
めっちゃ久しぶりに競馬でも行こうかな?
誰かいっしょにどうでしょう?


取り急ぎ、ごあいさつまでに。

クリスマス大掃除

今年最後の3連休が、まさか年末に訪れやがった。
他の時期ならどこか遠出でもしようかと思いたいところだが、1週待てば大きな連休があったり、年末に備えてしておきたいことがある時期である。
そんな諸々の言い訳を並べつつも、この時期に誰も遊ぶ相手が捕まらない不甲斐なさきゅっと噛み締めている。


そんな3連休にしたことは、大掃除。
厳密には、掃除というより自身の所有物の整理。
本当に毎年毎年感じることだが、不要なものがゴミ袋1杯分は必ず出てくるのが不思議である。
モノへの固執が、年々薄れているのだろうか?
「これいつか使うし残しておこう」と残していたものを、思い切って捨ててしまうことが最近は多い。


途中で散歩やら昼寝を挟みつつ、連休のうち2日間はこれにかけた。
2日というと時間がかかった印象になってしまうが、体感的にはむしろ早く終わった気分である。
というのは、最近はヒマな週末なんかが多く、こまめに片付けをしていたためだ。
片付けってこまめにやることは大事だなあ、と痛感した。
継続できるかわからないけれど、ぜひとも心がけたい習慣である。


あとは年末恒例、年賀状作成である。
今日1日かけて作る予定だったが、何と1枚も書けていない!
デッサンを考えていたのだが、考えては他のことで気晴らしを繰り返し、まだデッサンすらできていない。
本当に自分はイラストを書くことが苦手なんだなあ、と感じる。
それなのに手書きにこだわるのは、何なんだろうか?


また年をまたいで書かないといけないのだろうか・・・
ということで、元旦に間に合わなかったらごめんなさい!
いつものことだけど!

都島・極楽忘年会

水曜日の忘年会ですっかり酒にヤラれた2日後の金曜日、性懲りもなく酒を飲みに出かけた。
徒歩くんと2人の忘年会で、場所は大阪での会合ではすっかり定着している都島の「旬魚菜 天」。
久しぶりの来店にもかかわらず、まるで毎日来ているようなテンションで迎え入れてくれるマスターには感謝でいっぱいだ。


料理は魚介から始まり、サンドイッチという意外なモノから、本日釣りたてという太刀魚などなど。
バラエティ豊かな料理を、注文せずとも次々と用意していただけるのはありがたい。

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今回はいつになく、他のお客さんとの会話が多かった。
いろんな価値観・いろんな人生を覗かせていただくことは、本当に貴重に思える。
また、僕自身のアレコレの相談についても客観的なアドバイスをいただいたり。
さすがに内容を書くのは恥ずかしいし、いろいろ思うところはあるが、もっと自分に自信を持たないとな、とは強く感じた。
仕事やら、プライベートでの"事件”やらで、完全に心が小さくなっていることは自覚をしている。
いろいろまわりから励まされたので、そこを素直に受け入れて自信へと結びつけたい。


いつもながら、帰りは終電。
そんなに料理は多くなく、お酒もスローペースで飲んだにもかかわらず、今日は目覚めから気分が悪く夕食まで食べ物がノドを通らなかった。
きっと水曜日の飲み過ぎが尾を引いているのだろう。


それにしても、飲みの場っていいなぁ~、と心から感じることができた。

会社忘年会、オレ忘年会

水曜は会社帰りに、会社の忘年会があった。
開始が終業時間から1時間もあったので、駅前で軽く飲むことに。
ひとりで飲むつもりだったが、興味を示したYさんも同行して2人飲みになった。
隅田川ブルーイングの琥珀系ビールは、麦芽の香りがしっかり感じられる。
会社近くは飲み屋が少ない印象だったが、こうして手軽にクラフトビールが飲めるのはうれしい。


やがてお店へ移動して本番。
飲み放題というのはありがたいが、コースの序盤が枝豆・サラダ・お造りと冷たいものばかり。
チェーン店も、もっと食べ物を工夫しないと客が離れるよ。


会社の飲み会だと結構おとなしめなのだが、今回は意外に話がはずむ。
それに比例してお酒も進む。


何だかんだで1次会は終了。
2次会もあったようだが、ここはゴメンナサイして退散する。
ただ飲みたりなさもあったので、いつもの流れで京橋「山ちゃん」でひとり忘年会。


店に入るなり、右から左からシモネタの応酬。
ひとことでもシモネタ言おうものなら吊るし上げられる1次会との温度差が違いすぎて、純粋に面白い。


はじめは孤独にしっぽり飲んでいたが、東京から来たサラリーマン集団にからまれ、隣のサラリーマンと話し、後ろの若造2人組と話す。
まさしく立ち呑みの醍醐味だが、このお店でこういう展開につながるのは珍しい。
さっくり寄って帰ろうとしていたのに、気がつけば終電帰り。


久しぶりに飲み過ぎ、駅から家への道で気持ちが悪くなってゲーゲーしてしまった。
あんまりごはんは食べていなかったはずなのに、嘔吐するというのはよほど飲みすぎたのだろう。
今日も午前中は起き上がれず、昼からも気分がすぐれなかった。
いくら反省しても、こればっかりは何度も繰り返してしまいますなぁ。