キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

大喜

昨日の続き。

バッテリー上がりも、実のところ今年2回目である。
まず電話したのは、自動車保険会社。
ロードサービス付きなのだ。

が、バッテリー上がりは、年に1度のみ無料、とのこと。
今回来てもらうと、8,000~10,000円はかかる見込みだそうな。
エンジンかけるだけで、そんな値段?
思わず、お断りをして受話器を置いた。

他に方法はないものか、と頭を抱えたときに、1件のお店が浮かんだ。
いつも車検をお願いしている、地元の自動車屋さんだ。
来てもらえるかわからないが、とりあえず電話をすることに。

「はい」
と、会社名も言わずに出たのは、社長さん。
事情と車の車種・年式を伝えると、
「具合ええわ」
と、これまた不可解な返答。
「とりあえず寄るわ」
と言われ、待つこと15分。

ボンネットを開けたかと思えば、まさかのバッテリー交換。
ええっ、バッテリーに赤と黒のケーブルつないで、復旧させるやつやってくれるんちゃうのん?
そもそも、交換するなら、あらかじめ電話で説明なり金額の提示なりあるんちゃうのん?


・・・と考えるのが、普通である。
が、何というかこの、庶民的な対応が心地よいのである。
どんな対応されても、まったく怒りも不安も覚えないのは、「信頼」によるもの。
ちょっと書くと長くなるので省略するが、過去の車検においても、似たような対応をされつつ、明らかに安く仕上げてくれた実績が何度もあるのだ。

ちなみに、バッテリー交換は8,000円。
ロードサービスと、ほぼ同価である。
同価であれば、ただバッテリーを復旧させるより、バッテリー交換したほうが、おトクであろう。
もしかすると、そこまで見越しでの対応かも知れない・・・と信用したい。

メカオンチな僕としては、地元でこんな信頼できるお店とめぐり合えたことが、ありがたくてたまらない。
バイクの面倒を見てくれるお店も、ご近所で見つけなくっては。