キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

波乱万丈蹴

何とか無事、九州より戻ってまいりました。
厳密には、昨日戻ってきました。
予定どおり、熊本まで走ってまいりました。

いやはや、大変大変。
いつも順風満帆、という旅ではないけれど、今回は特に大変だったような。


何より大変だったのは、3日目の朝に、まさかの発熱!
走っている最中に、えげつない悪寒に襲われ、体の節々が痛み出し、頭痛もしだし・・・
これほどまでに本気で、「家帰ろう」と思ったことはなかった。
安静にしないといけないのに、その後体を酷使したのに治ったのは、ひとえに市販のかぜ薬のおかげか。
ほんま、奇跡的やった。

あとは、ゲストハウス。
ひとりではさびしいのでロビーにいたら、気がつけば外人さんらと英会話。
N●VAか!
単語を拾って聞き取ることは辛うじてできるのだが、言葉を返すことができず、ただただもどかしさを感じた。

そしてタイヤが、壊れまくり。
こんなに壊れることないやろうと思いつつ、8個持っていったスペアが、ことごとく壊れていった。
最後の1つで、何とかゴールできたはいいけれど、こんなに壊れる?
そのへんで気軽に入手できるシロモノでもないので、こればっかりは、本当に困る。


もちろん、いいことも。

ゲストハウスの屋上で、ヒッピー(?)さん連中と、水たばこをまわしながら音楽をたしなんだり。
鳥インフルのニュースお構いなしに、生鳥肉を飽きるほど食べたり。
20代の女性ライダー、両腕タトゥーのお兄さん、コンパクト自転車で旅しているお兄さんはじめ、いろんな人に声かけられたり。


体力的なことと、まわりの視線的な部分で、年齢を感じたことも正直なところ。
こういう場面では、年齢は否定し続けたいところであるが、若いつもりでいすぎると思わぬ事故にもなりかねない。
ほんま、いつまで続けんねやろ、と自問は絶えることない。
が、まずは九州一周達成まで、あと1週間は必須。

8日間走り続けての、翌日仕事は正直キツかった・・・