キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

異の鮮度

好きな時間に、目を覚ます。
好きなものを朝食としてとり、好きな時間にでかける。

好きなタイミングで、好きな場所で、休憩をする。
好きなだけ、昼寝をする。

ただし、自分で決めた1日のノルマがある。
休めば休むだけ、ノルマは夕方にのしかかる。
それらを、その日のあらゆる状況を加味して、自分で組み立ててゆく。
最後に、ノルマを達成したという満足感を得られる。


キックボードで走っていて、ふと思ったことがある。
なぜ、こんなことしているのだろうか。

それが昨日と今日、サラリーマン生活をしていて、わかった気がする。
その結論というのが、上記のとおり。

玄関から出れば、常に誰かに見られている。
電車の中では、身動きさえ制限される。
会社では、自分で決めたノルマだけでなく、あらゆるしがらみに縛られ、ときに不得手なことまで、やらなければならない。
ひと息つく時間は、昼間の45分のみで、それ以外は集中力が切れていても、自席にいなければならない。


がんじがらめな日常からの解放。
というより、本来人間があるべき、理想的な生活かな。
自分にとって「ここちよい」と思える環境が、そこにあるのだ。

また3ヵ月後、あの理想的な世界へ行くためにも、この“偽り”の世界でもがき続けよう。