キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

こころのけじめ

「あいさつとは、心のけじめ」
とは、高校時代の教師が放った言葉。
当然ながら、多感で反発的な思春期時分には、そんな言葉は心に響かなかった。

ものの分別つくようになった今でさえ、響きはしないのだが。


昨日の残業時、同じ部署の人と話をしていた。
そういえば、みんなあいさつをしないな、と。
していても、声が小さくてあいさつになっていない。

そんな現状、打破してみないか?
まずは自分らからはじめて、みんなに広めていかないか?

冗談半分ながらも、その日の帰りは率先して大きな声で「お先に失礼します!」と言い放った。


で、朝。
その誓いを忘れることなく、でかい声であいさつした。
当然まわりのみんなはびっくり。

しかしながら、言った当人としては、やけにすがすがしかった。
何やろ、うまく説明はできないけど。
「よっしゃ今から仕事やったるで」という、それこそ“けじめ”のような感覚がみなぎるというか。
とにかく、やってよかったな、と思えた。

はたから見たらバカバカしくうつるかも知れないが、しばらく続けてみよう。
1人でも賛同してくれて、少しでも現場の雰囲気がよくなれば、もうけものである。


ちなみに賛同してくれたもう1人は、大声はおろか、まさかのあいさつなし!