キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

山陰家族旅行

先週末に何とか体調を持ち直しつつも、頭とノドの痛みが残る週末。
3連休を使った家族旅行があったため、完治を待たずに旅立つこととなった。
以下、ダイジェスト、というか備忘録。

水木しげるロード
もはや鳥取県の代名詞として名声をあげた、妖怪の石造だらけのストリート。
ラーメン屋からバイク屋から散髪屋から雑貨屋から、いちいち「妖怪」にあやかっているさまが、いかにも地方っぽい。
ねずみ小僧の着ぐるみに記念撮影をしてもらいながら、「あれ人入ってるねんで」とバラす甥っ子は、実にかわいくない。

皆生温泉
「華水亭」という温泉宿に一泊。
内装よし、風景よし、温泉よしと申し分ないと思いきや、料理は一同不満。
量がクソ多いだけで、1品ずつが、そないおいしくない。

出雲大社
年に1度、日本中の神様が集まる、キングオブやしろ。
縁結びの神様とはいうが、暑苦しささえ感じるほど深い我が家の絆も、これ以上に固くなることだろう。
ちなみに、巨大しめなわを下から硬貨投げて刺す、という儀式は禁止されていた。

出雲そば
そば処「八雲そば」。ふだん、そないそばを食べない。
しかしながら、これがうまいことはすぐにわかる。
割子5段盛というのを食べたが、意外に量があり満腹。
途中で口が飽きてしまうのが残念。

【父の実家】
父の実家へ行き、墓参り。
一面が山と田んぼに囲まれたこの地は、最高に落ち着く。
つくしがびっしり生えてるのは当然として、ふきのとうなど春の味覚が、遠慮なくがっさり自生している。

居間では、ほとんど父と兄弟の話。
家に電気が通ったのは何歳くらいだの、ご飯食べるだけで精一杯だとか、おおよそ会話の次元が違いすぎる。
3食メシ食べておいて、不景気をなげく自分を含む現代人が、恥ずかしく感じる。

玉造温泉
昨日の半額くらいの宿代という、「玉井別館」。
たぶん10人は泊まれる大部屋に通され、豪華と思ったが、景色がない。
あと料理が大幅に出し遅れるという、あってはならない事態も。
たぶん、二度と来ないだろう。

にしても、温泉は最高に気持ちがよかった!
個人的には、道後温泉に次いで第二位である。

【伝承館】
「まがたま作り」を体験。
四角い石をひたすら削り、まがたまの形にするというもの。
ものづくりは結構好きであるが、人一倍凝り性である。
残念ながら、電車の時間があったため、時間をかけられず。
途中で飽きてきて、結局僕のだけ形がヘン。
まぁ、ふだん身に着けないものだし、いいけどね。


・・・とまぁ、なんだかんだで結構楽しめた。
甥っ子とビデオカメラがあれば、たいがいのシチュエーションで楽しめることがわかった。