キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

中津の長い夜 ~その1~

昨日は会社帰り、あつし君と2人で飲んでいた。
合流のしやすさと未開の地ということを考慮し、場所は中津。


何とな~く下町の飲み屋街という印象があったが、ネットで事前に調べると新しくおしゃれなバルが次々と見つかる。
えっ、そんなハイカラな街なん?


とりあえず地下鉄の駅を出て散策。
高層ビルがあると思えば、少し路地を入るとマンションやアパートが立ち並ぶ。
そして狭いエリア内に、飲食店がぎゅっと詰まっている。
前述のとおり、必ずしも飲食店だけが集まっているわけではないので、飲食街というには少し違和感がある。

 


とりあえず1軒目は立ち飲みで様子を見るべく、「タチノミ ミッチャン」へ。
ビル自体は古いものの、お店は最近できたのか、きれいである。
店に入るや「おでん」の大きな赤ちょうちんが印象的で、奥にはおばんざいが並ぶ。
フードメニューだけでなく、飲み物のメニューも豊富だ。


フードを注文すると、おばんざい以外は少し時間がかかる。
1品ずつ、手間をかけて調理しているのだ。
立ち飲みといえばスピードメニューが定番だけに、意外である。
そして、待っただけあってどれもうまい!


途中から隣にいたカップルと仲良くなり、立ち飲みならではの交流も生まれる。
コミュニケーションの楽しさと料理のうまさで、「とりあえず1軒目」では済まなくなり、ついつい長居することとなった。

 

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カップルの人にお店を2軒紹介いただき、まずは「立呑 ジャグラー」へ。
和風テイストのこじゃれたたたずまいで、フードのバリエーションが豊富。
日本酒がそこそこそろっていて、店内にある大きな冷蔵庫から直接選ぶことができる。
よくよく見ると、フードは日本酒に合うような、塩辛くてちまちまとしたものが多いと気がつく。
店長と思われる店員さんは見た目こそイカツめだが、料理のことなど色々と話してくれる。

 

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さらにもう1軒というところだが、つづく。

ソロキャンプ妄想

ソロキャンプがしたい!
と思い立ってから、もうすぐ1年が経つ。
それ用にグッズも追加したりアップデートしたにもかかわらず、行けずじまい。


そもそもソロキャンプって、何だろうか?
かつて日本全国を野宿で旅していたころは、ある意味でソロキャンプといえる。
しかし、どちらかといえば昼間の移動に重きを置いており、野宿はあくまで宿泊手段。
それでいえば、世間一般でいうソロキャンプって、昼間も野宿をしなければならない。


何やったらええのん?
夜はたき火とお酒があれば、じゅうぶん楽しめる。
でも昼にたき火ってのもどうかと思うし、昼からお酒を飲むと夕方ごろからしんどくなるし。


どこでやったらええのん?
世間一般的にはキャンプ場でやるのがいいらしいが、まわりでファミリーや友人グループがキャッキャしているところに、ひとりでいると孤独感がエグい。
そうなると野宿となるのだが、昔は若かったので人に見つかってもほほえましい旅人と認識されていたが、こんな初老になってしまっては、もういろいろガチだと思われそうだ。


ああだこうだと考えるより、まずは一度やってみるのが手っ取り早いことは知っているんだけどね。
まぁ今は昼夜問わず寒いと言い訳もできるので、もうちょっと暖かくなったら、一発どこかでやってみよう!

発起!RCクローラー

まこっちゃんに付き合ってもらい、オフロードができるラジコン(以下「クローラー」)を見て回るも、決断のできなかった先週の続き。


下見をした翌日に、トイザらスで見たものと同様のスペックのクローラーがあると、まこっちゃんから連絡を受けた。
確認したところ、見た目が明らかにトイザらスのものよりしっくり来るし、送料無料というのもありがたい。
3,000円内だし、1~2回で飽きても元は取れるだろう。
ということで、ようやく決断して週後半には届いた。


で、今日。
先週に引き続き、まこっちゃん家へ。
僕の購入したマシンがニッカドバッテリー式なので、乾電池式に改造してもらった。
ついでに走らせてみようと、地元の公園「くろんど池」へ。


ダートになっている広場には、ほどよい坂道や障害物がある。
部屋で障害物を越えさせるような遊びは少ししたが、いざ自然のフィールドで走らせると、たまらなく楽しい!
障害物を越えることもだが、まずは単純に遠隔操作ができるということ、けっこう遠くにいても操作できることが楽しく感じる。
これは最高の買い物である。


まず課題として、ラジコンそのものの操作に慣れていない。
車体の向きが変わったり、バックをするときに、ついついハンドルを逆に切ってしまう。
こういったフィールドで遊ぶ前に、近所の公園ででも練習する必要がありそうだ。


しばらく、引きこもりの週末は過ごさなくてよさそうである。
あと、しっかりグイグイと背中を押してくれ、サポートもしてくれているまこっちゃんには、ただただ感謝である。

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無題~反面教師~

今日は飲みの約束が急遽延期となり、久しぶりにひとりで都島の行きつけへ。
ここに来れば、確実においしい料理にありつけるし、確実に楽しい時間を過ごせる。


・・・はずが、今夜だけは違った。


隣にいたひとりの酔っぱらいにからまれたのだ。
からまれたというか、何というか。
ひたすら一方的なトーク
ひたすら自慢話。
端々で人を侮蔑する言動。


僕より20歳も年上でありながら、酒の場のルールもわからないのか。
常連っぽかったので遠慮もあったし、僕自身あまり逆上するタイプでないのでおとなしくしていたが、ある瞬間にガマンができなくなった。
感情的にどなるのではなく、しかししっかり強い言葉で、正論を放った。
いくらか言い返されはしたが、しばらくして店から去ってくれた。


終わったことをグチグチ言うつもりはないが、何だろうこのモヤモヤ。
というか、歳をとったらみんなああなるのだろうか。
もしそうであるのなら、本当に歳なんてとりなくないな。


自分が客観的にどう映っているのか、相手に不快感を与えていないか、しっかり感じ取れる人間になりたいと強く感じた。

10年メタル

「大阪行くのですが、時間があれば軽くどうか」と連絡があったのは、先週のこと。
僕が10年前、東京にいたころ仲良くなった、はかいおうさんである。
当時いっしょに飲みに行ったのは、おそらく数える程度だろう。
それでもこうして連絡できるのは、mixiであったりFacebookであったり、SNSでつながっていたおかげである。
10年ぶりのブランク、果たして会話が成立するのだろうか?
ドキドキしながらも、昨夜は仕事帰りに本町へ行き、はかいおうさんの宿泊するホテルへ。


いた。
ロビーにいるはかいおうさんを呼び寄せ、再開の喜びを分かち合う。
お店へ向かいながら、自然と会話がポンポン続く。
10年ぶりというブランクを感じないのは、前述のとおりSNSのおかげである。

 


お店は事前に、僕が選定。
本町やミナミに知っているお店がなく困ったが、よくよく考えたときに、1軒行きたかった店があった。
「どば屋」というお店だ。
ここは昼に「カレイヤー」というカレー屋に変わるという場所なのだが、昼間はBGMにメタルがかかるらしい。
それも、「スレイヤー」というアーティスト。
そう、店名もこのスレイヤーをもじったもので、お店のロゴもスレイヤーのロゴそっくりだ。


僕が行きたいと書いたが、はかいおうさんもメタル好きという記憶があったので、思い切って選定してみたのだ。
メタルといっても細かく細分化されているし、果たしてハマるものかという不安はあった。


しかしそんな不安は何のその!
すっかりツボにハマってくれたようだ。
途中からお店が落ち着いたときに、マスターもメタル話をたくさんふってくれ、3人でメタル談義。
BGMも、はじめはレトロな歌謡曲が流れていたのに、いつしかメタルが。
メタル雑誌「BURRN!」の創刊号なんかもあり、まったくもって話題が絶えない。

 


ちなみにお店の料理は、「六白黒豚餃子」を名物とし、他に黒豚料理・中華料理が揃う。
餃子は他店とは全然テイストが異なり、とにかく豚がうまい!
他のメニューも、食材へのこだわりと料理への情熱が伝わってくる。
マスターと仲良くなったから贔屓に書くのではなく、これは本格的にうまい!

 


楽しさとおいしさを交えた時間も、10時半にお開き。
10年越しのはかいおうさんとの再開だけでなく、お店自体も楽しめ、いろいろとお腹いっぱいな時間を過ごすことができた。
まだ書き足りないこともあるんだけれど、さすがに長くなりそうなので泣く泣く割愛。


またこのお店で、ともに飲み交わしたいものである。

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RCクローラーついにデビュー? ~その2~

ラジコンの試運転のつもりが、まさかのリアルな車でのドライブに発展した日曜日。

 


日本橋までの交通手段となった車は、まこっちゃんの愛車・ピンクのミニクーパー
詳しくはないのだが、かなり昔のマシンである。
背丈も社内もコンパクトで、発信前に十分な暖気が必要なエンジン。
小刻みに動き独特な音で走るさまは、レトロ好きとしてはたまらない!


日本橋に到着し、まずは1軒のホビーショップへ。
クローラーがわんさかとあるが、いずれも本格的なものばかりなので、ちょっと手が伸びない。
それより、ドローンやらエアガンやら、ついつい目移りしてしまう。


そこから日本橋の本通りへ。
ラジコンショップなんてゴロゴロあるだろうと思いきや、意外にも見当たらない。
ようやく見つけて入っても、ラインナップは1軒目と変わらない。


こうなったら、ラジコンショップではなく、シンプルにおもちゃ屋をまわったほうがよさそうだ。
ということで、帰路の途中にあるトイザらスへ。


おお、あるある!
格安のものがゴロゴロと。
まあ値段だけあって、クローラーとして使えそうなものがなかなかない。


が、その中で1つだけ、まこっちゃんが反応する。
これなら遊べそうだ!
しかも3,000円!


そう言われながらも、ついつい二の足を踏んでしまうのが僕の悪いところ。
いったん持ち帰って考えよう。
そんな弱気な発言を聞いたまこっちゃんから、まさかのひとことが。


「俺、買うわ」
ええっ?
あまりに予想外のことで、ギャグなのかと思いきや、普通に箱をレジに運んでいく。
こんな光景を見せられては、つくづく自分の決断力のなさを痛感してしまう。

 


という感じで、決断には至らず。
しかし確実に、これが有意義な1日となったことは断言できる。
また何かしら進捗があれば、ここに報告させていただくとしよう。

RCクローラーついにデビュー? ~その1~

ラジコンが欲しい!というわずらいが治まらない週末、とてもありがたいLINEが送られた。
「ラジコン見に来るなら来たら良いよー」という、唯一の相談相手であるまこっちゃんからの連絡だ。
直接話を聞いたほうが手っ取り早いから声をかけようかな、とまさに連絡をしようか悩んでいた矢先である。
前日にアポイントがとれるというのも、地元ならではである。


日曜は10時過ぎに自転車を走らせ、久しぶりにまこっちゃん家へ。
すぐ近くの広場で、まこっちゃんの持っている岩登りとかが楽しめるラジコン(以下「クローラー」)を試運転させてもらった。


面白い!
雑草なんてなんのその、横置きした車のタイヤも登ってしまう。
想像以上の走破性だ。
タイヤを重ねた即席のコースを、通行人にジロジロ見られながらも2人で楽しむ。

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パワー任せでよじ登れるものではない。
急斜面ではしっかり四輪とも地や障害物に乗っていないと空転して進まない。
またアクセルをめいっぱいまわすと、車体が傾いていればすぐ転ぶ。
想像以上に頭を使うし、コントロールの微調整が必要となるのだ。

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ただ、このクローラーと同様のスペックを望むなら、少なくとも5万円はする。
また、思っていたより大きいことが気になる。


ひと通り遊びクローラーを片付けていると、まこっちゃんから衝撃のひとこと。
日本橋行こうか!」
えっ、日本橋
午前中にちょろっと遊ぶか、まぁ昼食くらいはいっしょにとるだろうなぁ~くらいに思っていたので、まさかの遠出に少し絶句。
しかし、昼からの予定はまったくないし、断る理由がない。
というか、そもそもひとりでショップなんか行ったとて、何も決められない。

 


かくして、まこっちゃんカーで日本橋へ行くこととなった。
つづく。