キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

京橋・天満 角打ちめぐり~前編~

朝9時半という待ち合わせは、飲みの約束にしては早すぎる。
ちょっと過去の話になるが、あつし君とそのお友達、3人で京橋に集合。
目的は、酒屋でお酒を飲む「角打ち」のハシゴである。

【岡室酒店直売所】
こんな朝早いというのに、客がわんさかと入っている「岡室酒店直売所」。
3人無理ちゃう?という状態なのに、お客さんが少しずつ寄ってスペースを空けてくれるのが、立ち飲みのいいところ。
定年過ぎた小汚いおっさん・ホスト風の若いお兄さん・小学生の子どもを連れているけしからんおっさんなど、客層もなかなかまばら。

f:id:kickboy:20170628000518j:plain


お造りをはじめとしたお魚メニューが揃っており、鮮度も抜群!
他にもメニューは揃っていたが、カウンター奥にたびたびチラつく「業務スーパー」の文字が触手を阻む。

f:id:kickboy:20170628000555j:plain

 


店員さんの愛想もよく、きっかけがあれば話しかけてくれる。
お客さんの目の前で、堂々とビールを飲んでいる姿も立派である。

f:id:kickboy:20170628000605j:plain


【まるしん】
1時間ほど居座った後、2軒目は同じ並びにある「まるしん」へ。
こちらもカウンター主体のお店で、お客さんがスペースを空けてくれる。

「ここ初めて?」と問いかけるお店のマスターは、いろいろと話しかけてくれる。
それでいて、仕事の手は決して休めない。
「手の遅い奴はすぐクビにする」という、仕事に対するストイックさが粋である。

f:id:kickboy:20170628000609j:plain


マスターの話によると、同じく京橋にある名店「とよ」「山ちゃん」は、マスターが育てたお店だという。
さらに親戚に、椿鬼奴がいるとのこと。

なお、先ほどの問いかけには意味があり、初めてのお客さんには一品ずつサービスをするという太っ腹さ。
湯豆腐と、さらにタコ入りだし巻きを無料でいただく。
注文した牛すじ煮込みも、しっかり味がしみていてうまい。

f:id:kickboy:20170628000601j:plain



まだまだハシゴは続く。

真夜中のBB戦士たち

金曜は仕事帰り、家とは逆方向の千里中央へ。
駅前の立ち飲み屋を2軒ハシゴし、すっかり上機嫌。
とはいっても、目的はお酒ではなく。

送迎バスに乗り、向かった先は「Bb(ビィビィ)箕面船場店」。
一定のお金を払えば決められた時間遊び放題になるという、一時期よくはやったタイプのアミューズメントスポットである。
目的はアトラクションの1つ、「サバイバルゲーム」ゾーン。

参加者はあつし君とその仲間含め、計5人。
みんな集まり、準備が整ったのは午後8時。

f:id:kickboy:20170626235301j:plain



サバイバルゲーム」ゾーンにいる店員さんに声をかけ、無料のフェイスマスクを借りると、店員さんはそのまま立ち去る。
あれっ、Webサイトでは簡単な説明あるとか書いてるのに、ないのん?
というか、レンタルの銃とかめちゃくちゃ放置された状態やのに、管理しとかんでええのん?

そんなこんなで、他にサバゲーをする客はおらず、5人で貸し切り状態。
本来ならセーフティーゾーンというエリアでは、銃のロックをしたりマガジンを外すなどが徹底されている。
また、フィールド内では絶対にゴーグルを外してはいけない。
破ったら追い出されてもおかしくないことだが、なにぶん誰もいないので、破りたい放題である。


フィールドは狭く、教室1個半ぶんくらい。
そこにいくつもの壁が用意されている。

f:id:kickboy:20170626235314j:plain


ゲームははじめ、3人vs2人で何度か戦う。
個人的に前回サバゲーで1人も撃てなかったこともあり、今回は勇気出して打ち合おうと心に決めていた。
が心配無用、フィールドが狭いため、嫌でも打ち合うシーンがひんぱんにありガンガンと当てまくる。

もちろん、当たることも多い。
いかんせん狭いため近距離での撃ち合いになり、当たったときは思わず声をあげるほど痛い!
痛いのに、みんなキャッキャと楽しそうに撃ち合いまくる。

やがて、ゲームも趣向を凝らしはじめる。
総当たり戦にしてみたり、2vs2vs1戦(1人はフルオートで連射可のハンデ)にしてみたり、フィールド内にペットボトルを隠し見つけた人が勝ちにしたり。
場当たり的なアイデアを出してすぐ実行、というのが楽しい。

最も盛り上がったのが、「銃隠し戦」。
1人が先にフィールドに入って4つの銃を隠し、残り4人が丸腰でフィールドに入り、銃を見つけた人から撃てるというもの。
銃が見つからないときはひたすら逃げまくるしかない、という不条理とスリル。
他のフィールドだったら、危険で許してくれないだろうな。


そんなこんなで、午後8時に始まったゲームも気がつけば日が変わりかけ。
さらにそこから、ボルダリングやらメダルゲームやら、施設を満喫。
入店時から気になっていたが、設備が多い割に客が少なすぎる!
せっかくいい場所なのに、このままならいずれ閉まってしまうのでは、ということな何より不安である。

f:id:kickboy:20170626235326j:plain

6月中に!

6月に入り、自由時間が増え、飲みなど人と会う機会が増えた。
なかなか充実した日々といっていい。
この上昇気流をさらに高めるべく、先日も少し触れた、やりたいことも進めておきたい。
ということで、まずは短期的に6月中やるべきことを2つ、ノルマとしたい。

ひとつは、キックボード旅のWebページ作成。
現状途中までやっているけれど、期限を決めていないとダラダラと延びるだけだし、次の旅までできていなければプレッシャーになる。

もうひとつは、投資信託
今週から、夕食後にちまちまと投資信託の本を読むようにしている。
6月中に基礎を叩き込み、7月1週目には何かしら投資を試せるようにしたい。
本だけでは難しいから、やはり本当に少額からでもやらないとね。

未達だったときのペナルティは・・・
特に考えていないけれど、公言したのにできないほどカッコ悪いことないからね。
やります!

文章カイゼン考

特に困っているわけでも、指摘されたわけではありません。
ただ以前から、自分の文章に何か魅力がないような気がするのです。
ちょっと、何かしら改善ができないかな、と考えることがあります。

まず1つが、文章が長いということ。
もう少しさらっと、端的に書ければいいなと思っています。
どうしても冗長的だな、と常々感じるので。
書く時間も短縮したいし。

もう1つが、これはどうかな?というレベルですが、「だである」調をやめるということです。
「だである」調だと、命令口調っぽかったり淡々とした印象が出ている気がします。
ええ、すでにお気づきと思いますが、今日のこの文章は試験的に「ですます」調で書いています。

ん~・・・
あかん、よけい時間かかる!
後者は慣れてなさすぎて、書いていて疲れる。
まずは文章を短くすることから、ちょっと試してみよっかな。

角打ちデータベース

次の日曜、久しぶりに角打ちをする約束がある。
とはいえ、まだお店が決まっていない。
どうせなら、これを機に角打ちできるお店のデータベースを作ってみてはどうだろう。
そんなわけで、先ほどから必死こいて、大阪で角打ちできるお店を探している。

ひととおり探したところで、実に30件!
角打ちなんて古きよき文化かと思っていたが、どうやらまだまだ生きているらしい。
ううむ、今すぐにでも周りたくなってくる。
こうして、興味のあるもののデータベースを作っておくと、いざ行きたいときにすぐ行けるので便利だな。


さておき。
問題が1つ。
日曜に空いているお店がほとんどない!

日曜こそ酒屋のかせぎ時かと思いきや。
どうやら平日のサラリーマンがターゲットということか。

もう少し大阪の角打ちを掘り下げるべきか。
神戸のほうも探してみるべきか。
角打ちは1軒のみにして、あとは昼に飲めるお店を探すか。

週末サバイバル・ドライブ

最近の予定のない週末は、主に山にこもる。
というとアウトドアを満喫してるっぽいが、そんなカッコいいものではない。
昨年秋ごろ購入した、エアガンを撃ちに行っているのだ。

エアガンを撃つといっても、意外に場所が難しい。
モノがモノだけに、人目に触れるわけにはいかない。
そのため人目を忍ぶ場所を探さないといけないのだが、これがなかなか難しい。
山手に向かったとしても、農地であったり、ハイキングコースであったりと、ちょうどいい場所がない。
いつも無理やり場所を見つけては試打するが、むしろたまたま運よく人が通らなかったであろう場所なので、毎回通えるという定番スポットがない。


いつもはバイクで行くのだが、今日は車で向かう。
最近あまり動かしてなくて、バッテリー上がりが怖いためだ。

目星をつけていたのは、京都でも比較的うちから近い山。
4か月前、手にびっしょり汗を書きながら攻めた、細い細い林道の近くである。
もちろんあの恐ろしい林道に二度と行くつもりはないが、林道近くならどこか穴場はあるだろう、という考えである。

さて、以前行った林道の入口より少し手前に、左手に曲がる道がある。
とりあえず行ってみると、その先は林道となっている。
しかし比較的道はフラットで、以前よりかなり安心感がある。

f:id:kickboy:20170618235749j:plain



車1台分の道幅が続いたのだが、左手に車がじゅうぶん停められるスペースがあり、そのすぐ脇に川が流れている。
車通りもまったくないし、川のほとりへ行けば体も隠れる。
ここだ!
川のせせらぎと鳥の声しかしない、癒やしの空間に腰を降ろし、銃を準備する。

f:id:kickboy:20170618235757j:plain


ちなみに、つい先日もう一丁銃を購入したので、それを使いこなすべく試打を主な目的としていた。
しかし、まさかまさかの忘れ物!
銃は持ってきたのですが、マガジンという球をこめる部品を忘れてしまった。
仕方なく、残りの2丁を使うことに。

短期間で何丁も買っているが、すべてメルカリやヤフオクで格安のものを探している。
定価でバカ買いなんてとてもできないからね、貧乏性やから。

それにしても、本当に人通りがなく静かなところだ。
銃はなしにしても、夏場とか川に足をつけながら、避暑を楽しむのもいいかも知れない。

f:id:kickboy:20170618235808j:plain



1時間ほど撃ち、満足したので退散。
来た道を戻るにはまだ時間がたっぷりあるので、林道を進むことに。
依然走りやすい道が続き、ジムニー買ってよかった、と今さらながら感じる。

しかし、なかなか終わりの見えない道に、徐々に不安を感じ始める。
そんなことは決してないが、もしかするとこの道がえんえん続くのではないか、という心理状況になる。

f:id:kickboy:20170618235817j:plain


と思っているうちに、今度は道がガレてきて、深いワダチがいくつか登場。
ハマってしまっては、ひとりではリカバリーが大変だ。
ここにきて、急激に恐怖心が大きくなる。
そこから道が細くなり、まさに2月の再来である。


もちろん林道はえんえんには続かず、ようやく舗装路へ出た。
いやはや、楽しくはあったが、林道を攻めるのはもっと下調べできたところに限定したほうがいいな。

京都せんべろ行脚

駅につくや、券売機に操作に迷っている高齢の外国人夫婦が。
つたない英語でお手伝いをして、こちらもいい気分になる。
ただでさえ、久しぶりに来る京都にウキウキしているのに。

金曜日は、徒歩くんと京都で飲み。
安価なお店を飲み歩く、いわゆる「せんべろ」を楽しもうというのが今回の主旨だ。

f:id:kickboy:20170618010838j:plain



1軒目は「わたなべ横丁」。
店中に張り巡らされているメニューの紙が、古きよき日本の庶民的居酒屋の雰囲気をかもしている。
メニューの多さもさながら、味もなかなかのもの。
季節ものの「はも落とし」をアテに乾杯し、大ビン3本を空ける。

f:id:kickboy:20170618010849j:plain

f:id:kickboy:20170618010853j:plain


2件目は立ち飲み屋・・・のはずが、今年3月からお店が変わったらしく、カウンタースタイルの明るいバル。
イタリアンだったかな?
全体的に値段が高く、ちょっと「せんべろ」とは行かない。
1杯だけ飲んで、お店を出る。

f:id:kickboy:20170618010900j:plain


3軒目は「立ち飲み・酒屋 もみじ」。
お造りが抜群においしく、他の一品もベタなものではなく、バラエティに富んでいるのがいい。
ここはむしろ、1軒目に来てもよかったかも知れない。
日本酒も揃っているので注文しようとしたが、まだこの店でシメではないため、ガマンした。

f:id:kickboy:20170618010911j:plain

f:id:kickboy:20170618010918j:plain



話題の中心は、最近転職した徒歩くんの状況。
新天地でも活躍しているみたいで、会社の環境なんかもまずまずの模様だ。
聞いているうちに、僕自身が所属する今の会社に対する考えも、あまり客観的に見えていないことを感じる。

相変わらず、仕事の価値観をいい意味でゆさぶってくれる。
やはり仕事にはやりがいが必要であり、そのやりがいを見つけるために、もっと必死にならなければいけない。


4軒目は「Frontier bar」。
「せんべろ」は3軒目で終了、ここはそれの打ち上げである。
入店した時点で、すでに終電15分前。
これはタクシー帰りを覚悟しなければ。

マスターとの話は軽快で楽しい。
また、途中から入ってきたお客さんも気さくに話してくれる。
いいお店には、いいお客が寄ってくるものだ。
このまま何時間も居座りたいところだったが、手元のスコッチが空いたころ、泣く泣くお開きとなった。


最近お店を任せっきりになっていることもあり、次回は都島で僕の行きつけのお店、かな?
楽しみである。