キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

東京チカラなし

足を運ぶことを、ずいぶん躊躇(ちゅうちょ)した。
人の好みは人それぞれだとわかっていても、前評判というものはどうしても意識してしまう。

1日に3度しかない食事、わざわざハズレの可能性が高い場所で消化しなくても・・・
というのは言い過ぎか。

今さらながら、最近関西に店舗が増えつつある「東京チカラめし」へ行ってきた。
一時期、「焼き牛丼」というメニューが話題を呼んだFC店である。


お店に入ってすぐの券売機で食券を買い、カウンターに持って行く。
注文後に渡される機器が、料理ができあがると鳴り、自分でとりに行くというセルフ方式である。
最近の大型スーパーで見られる、フードコートを連想させる。
人件費を減らすためなのだろうが、汚れたまま放置されたテーブルがいくつもある光景は、いかがなものか。

メニューは、焼き牛丼がメインと思いきや、定食が主体のよう。
いずれも、500円前後で食べられるという良心的な金額設定。
しかし、焼き牛丼のイメージしかなかったので、素直に焼き牛丼を頼む。


出てきた品は、まぁボリュームもあり、ごはんに焼き肉が乗っただけの、シンプルであり期待どおりのもの。
一時期、吉野家が出していた「牛焼肉丼」を連想させる。

そして、ひと口。
ううむ、期待どおりというか。
肉がそんなにおいしくない。
味付けも、塩辛さは感じれど、なんかパンチが足りない。

これならまだ、吉野家の「牛焼肉丼」のほうがおいしい。
といっても、味がクソ落ちた、吉野家のふつうの牛丼に比べると、まだ食べられるレベル。
以前京都で寄ったカルビ丼のFC店「韓丼」が広がれば、少なくとも焼き牛丼を名物にしていたなら、すぐにつぶれる。


学生のころだったら、逆に絶賛して、足しげく通うだろうけれどね。
あくまで個人的な感想です。