キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

いちびるはしご

前々からお誘いをいただきつつ、ずっと断り続けていた、あつし君からの飲みのお誘い。
ようやく仕事も落ち着いてくれて、本日ようやく念願かなって、行けることとなった。

場所は、大阪駅前第一ビル。
先日の日記で、立ち飲みがアツいという旨の日記を受けてくれて、この場所で飲むこととなった。


1軒目は、僕がいちばん行っているお店。
かつて生ビール250円という、ここいらでは最安値を提示していたこのお店も、今や280円と値上がり。
いや、それでもじゅうぶん安いんやけれどね。
他との差別化ってのができていないことが、ちょっとどうかなと。

それでも、このお店が第一ビルではおそらく、いちばん繁盛している。
きずし・とりから・おでんをいただくも、いずれも安くてうまい!
値段でいえばチェーン店並みで、味はそれ以上というのが、うれしい。

驚くべきは、店主の記憶力。
20人近くいる客の注文を、確実に把握したうえ、順番どおりに配膳してゆく。
メモもとらずに、よくもまぁ覚えていられるものだ。
昔居酒屋で働いていたころは、3組入ればもうテンパっていた僕には、到底できない芸当である。

30分ちょっと居座り、そこそこ飲み食いしたと思いきや、1人1,000円ちょっとというのがすごい。
立ち飲みはたいがい安いものであるが、やはりここらの相場は、安すぎる。


まだ時間もあるので、もう1軒。
今度は、座って飲めるところ。
ここは、はじめて行くところである。

カウンターのみの席で、このあたりにしては、若干敷居の高そうなお店構え。
であるが、ビールと3品つきのウェルカムセットが500円であったり、生ビール単品330円であったり、やはり安い。

特筆すべきは、土手焼き。
クソうまい!
土手焼きは昔から大好物で、いろんなお店を食べまわってきたが、ナンバーワンといっていいのではないだろうか。
味噌の甘辛さの中にトウガラシの辛味さがきいており、肉はやわらかく煮込まれている。
スジ肉がスジだったばかりの部位ではないし、こんにゃくでかさ増ししている様子がないところも、好感のもてるところである。

おなかが1軒目でだいぶ満たされており、あまり多くは食べられなかったが、どの料理もうまい!
このお店は、次回からご用達になりそうだ。


久しぶりに会ったあつし君とは、近況報告と、お仕事とかもろもろのお話をした。
シリアスになりすぎずに、将来的な話が交わせるという意味で、とても貴重な存在である。

また、お互いアウトドアライフがごぶさたとのことで、山奥の廃駅でどんちゃん騒ぎをしようというプランもたてた。
興味のある方は、ご一報いただきたい。


最近、公私ともにバタバタしていただけに、よい息抜きができた。